パソコンやサーバー、NAS、レコーダー、RAIDケースといった電子機器が、急に故障して開けなくなったり、
間違えて必要なファイルを削除した場合には、専門業者のデータ復旧サービスセンターにて、
修復の作業を行ってもらうことができます。
その際に、緊急時のデータエラーや、重量があるパソコンまたはサーバーといった複雑な機器の障害で、
持ち運んだり郵送をするのが少し面倒で難しい場合などに、出張での訪問によって、
初期診断や簡単な復元の対処をしてもらえるサポートとはどういったもの?という疑問について。
目次
自宅や自社・事務所への出張訪問のサポートとは?
まず、ご自宅や自社、事務所の所在地への出張訪問に対応されているエリアは通常、
お申し込みされる、データ復旧サービスセンターの所在地によって異なります。
例えば関東地方とその周辺の地域でしたら、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県、
または福島県や静岡県、山梨県といった付近の都道府県の範囲でのサポートです。
各地に支店を構えられているデータ復旧サービスの会社でしたら、対応の地区も大きく広がります。
ほかの地域からのデータ復元の受付も行っている?
次に例として、営業所の所在地が各地方や都道府県やの端の方にあって、
対象の電子機器(Electronics)のあるご自宅や自社の住所に近い所であれば、
出張が可能なエリアとしてデータ復元の注文に対応されている、という場合もあります。
北海道は道内の区域限定、といった具合の範囲が対応エリアとなる場合が多く、
四国地方では香川県、徳島県、高知県、愛媛県のほか、電車や橋で移動ができる本州の区域が、
近場で一部対象の範囲内になる場合もあります。
来訪で対応をしてもらえるエラーや破損の症状とは?
次に、現地への出張による来訪でのサポートでは、主に現在の起きている症状と原因の検査、
簡易的にできる表示が消えたファイルの復元、認識エラーからの復旧、
またハードディスクやSSDといったストレージの取り外しといった作業をしてもらえます。
(出張診断での検査の方は、法人でのみ受付を実施されている業者もあります。)
ほか、増設や分解をしたパソコンからのデータ復旧にかかる金額については、こちらのページにて。
ヘッドクラッシュや焼き焦げ、経年劣化や水濡れといった重度の破損により、
HDDやメモリーカードの回路が故障していた時は、専用のクリーンルームが必要です。
そのため、物理障害に対応されたデジタルデータリカバリー様といった、
データ復旧サービスのラボへのお預かりでの形で、内部のファイルを救出してもらうことができます。
データ復旧サービスセンターへの初期診断の注文の手続きとは?
次に、データ復旧サービスセンターへの初期診断での出張訪問による診断を受ける際には、
まず電話か電子メール、ファックスにて、注文の手続きの問い合わせをする手順です。
誤って大事なファイルを削除した場合や、コンピューターまたはストレージが故障して開けなくなった、
といった状況を、わかる範囲で具体的に、各企業のアドバイザーの方にお伝えください。
例として、デジタルデータリカバリー 様での、出張サービス(法人様限定) の解説も参考までに。
また、データ復旧研究センター 様で実施をされている、データ復旧出張・訪問サービスも参考までに。
壊れたストレージの方は、データの取り出しの後で引き取りをしてもらうこともできます。
RAIDやサーバからのデータの復元には時間と費用が掛かる?
また出張での初期診断の後に、データの障害によっては上記のようにお預かりが必要になり、
完了するまでの期間が一日~一週間ほど掛かる場合があります。
特に、大規模なRAIDシステムやサーバーといった、データの最大容量が高い装置で、
ディスクアレイの崩壊や重度の物理的なデバイスの破損が出た時は、
復旧に手間と時間、費用が掛かることもあるため、事前にご了承ください。
できる限り早くファイルを回復できるようにするためには、データ復元の出張サービスを申し込む際にて、
アドバイザーの方に、正確に機材の詳しい故障状態の報告を行う必要があります。