UNIX[ユニックス]は古い歴史を持ち、安定性の高いシステムとしてミニコンピューターやスーパーコンピューター、
サーバーなどにも使われているマルチユーザーOS(オペレーティングシステム)です。
MacOS XもUNIXの一つとして認定されています。
また、Linux(リナックス)は直接パソコンにインストールする他に、
DVDディスクに起動プログラムを書きこみして、ブート起動をする使い方もあります。
WindowsといったOSと違う点の一つに、再起動をせず電源を付けたまま
(OS本体)を起動させたままプログラムやシステムを終了させることができます。
そのため長時間の稼動が可能なのですが、その分機体に負荷もかかりやすいため、
ある日突然、システムダウンしてしまう可能性も出てきます。
そんな時に、どうすればmacOSやクノーピクスといったオペレーティングシステムのPCから
データを復旧することができる?という疑問について。
UNIXのパソコンを安全に復旧
もしエラーやダウンにより起動しなくなって、データが読み込めなくなった場合は、負荷やショートによることが多いです。
そのため無理に稼動させようとした場合、逆に余計に内部パーツが破損してしまう可能性もあります。
物理的な故障が起きている時には、マザーボードやメモリ、電源ユニット、CPUなど
そのパーツを新品に交換する事で大抵の故障は修理できます。
また、たとえば現在パソコンにインストールしているLinuxディストリビューションのオペレーティングシステムが
破損して動かなくなった場合、WindowsのパソコンからUbuntu(ウブンツ)やKnoppix(クノーピクス)のディスクを作成して、
そちらをLinuxで使用しているパソコンにDVDブートで起動して、一時的にそちらでPCを使用する、という方法もあります。
パソコンの電源は起動できて、UNIX OSの方にシステム的な問題が出てデスクトップ画面が
開けない、という時は、まずUbuntu(ウブンツ)やKnoppix(クノーピクス)など、DVDブートで起動できる
別のUNIX OSのディスクを、他のパソコンで作成するか、Linux関連の雑誌の付録などで入手します。
DVDドライブからのブート機能での立ち上げと復旧
LinuxディストリビューションのOSが書き込まれたディスクを、DVDドライブに挿入して、オペレーティングシステムを起動します。
コンピューターのハードディスクのフォルダーを開いて、必要なデータを、外付けHDDやUSBメモリに保存して、バックアップは完了です。
あとは、破損したOSを再インストールして復旧します。
また、そのパソコンの内蔵ハードディスクを取り外して、別のWindowsやMac OS Xなどのパソコンに一時的に増設するか、USB接続をします。
そして、中身の必要なデータを読み込んで、コピーを取って救出します。
しかし、ハードディスク自体が物理障害が発生して破損している場合は個人では難しくなるため、
専門業者のデータ復旧センターにご相談をされてみてください。
各データ復旧サービスセンターではもちろんUNIX OS搭載のマシンに対応されているところも数多くあります。
90%以上と高い復旧率を誇るサービスもありますので一度チェックされてみてください。