システム設定やアプリケーションソフトウェアなど、コンピューター内部の
記録がデータベース化されている部分を【レジストリ】と呼びます。
この部分がもし破損してしまうと膨大なデータが壊れてしまうため、
レジストリエディタを使ってエクスポート(バックアップ作業)を事前に行っておくと安心です。
Registry Editorの起動方法
まずはスタートメニューの『ファイル名を指定して実行』画面で
【regedit】と入力⇒検索し、レジストリエディタを起動します。
上部メニューのファイルからエクスポートを選択します。
書き出ししたい範囲と保管場所を指定して、保存を押して完了です。
後でもしレジストリが破損してしまいバックアップを使いたい時は、インポートで読み込みを行います。
Windows 8/8.1(ウィンドウズエイト/ポイントワン)の場合は、スタート画面のアプリケーションの一覧にある
「コマンドプロンプト」を開いて、「regedit」と入力して「Enterキー」を押すと、
「レジストリエディター」が立ち上がります。
「ファイル」のタブの「エクスポート」を押して、ファイル名を付けて「保存」を押すと、
レジストリのバックアップ用データが[.reg]という拡張子で保存されます。
また、市販のレジストリ編集ソフトのエディタからエクスポートする手順もあります。
システムの復元やデータ復活ソフトでも修復は行えるのですが、一部のファイルやプログラムが
元に戻せない事も多いので、なるべくであればレジストリエディタ(Registry Editor)を使うか
他の修復用ツールと併用で使われるのが良いです。
もしレジストリが何かのエラーや編集ミスで破損してしまい、バックアップを事前に取っていなくて
個人では難しそうなので何とかして前の状態に戻してもらいたい、という際には、
パソコン修理サービスやデータ復旧サービスにお問い合わせをされる事をおすすめします。