画像ファイルの全コマのデータを消去した時の復元方法は?

デジタルカメラやケータイ専用のmicroSDカードやminiSDカード、xDピクチャーカード、コンパクトフラッシュ、
スマートメディア、またはそれらに書き込まれた写真画像をコピーしてパソコンの中のマイピクチャなどに
新規作成で作った保管用フォルダーには、大型サイズの画像ファイル(JPEG/BMP等)や
動画ファイル(QuickTimeムービー等)が何十、何百枚と収納されています。

誤ったファイルの削除

各ファイルをダブルクリックすると【Windows画像とFAXビューア】といった画面で
写真やイラスト、テキスト、線画を問わずあらゆる画像のイメージが閲覧できます。

撮影や描画に失敗していたファイルはフォルダーの空き部分やビューア画面上を右クリックして『削除』を選ぶか、
またはデジカメや携帯電話などの機器に付いている削除機能を押すことでいつでも削除が可能です。

しかしここでうっかりやってしまいがちな よくあるミスとして、間違って違うファイルを選択して
消してしまったり、すべての画像を全選択してフォルダーの中身を丸ごと全コマ抹消してしまうパターンです。

WindowsのOSがインストールされたパソコン(ローカルディスクのエリア内)にあるファイルは削除の後、いったんごみ箱に
移動されますのですぐには消えず、こちらからコピーやドロップで、元あったフォルダーに引き戻せば
すぐに同じ形で復活されることができます。



データが直接消去される場合

ですが、ごみ箱フォルダーの空き容量が満杯だった場合は、データが直接消えてしまいます。

またUSBメモリやSDメモリーカードなど、ローカルディスクではない、USBドライブに属する、
PCの外部のデータ記憶装置にあるファイルもゴミ箱ツールには移行されず、すぐに消去されます。

ですが削除した直後の段階でしたら画面の表示上では消えていてもまだデータの痕跡は残っていまして、
上書きをしていなければ完全復元などのデータ復元ソフトを用いて、
一度は失ったファイルでも何百枚、何百MBでも元に戻すことができます。

また、RICOH(リコー)のデジタル一眼レフカメラといった、各メーカーの方で、
レンズの汚れや損壊の状態を修復してもらうことができます。

しかし、100%すべてが修復できるとは限りません。時間が経ち、後から上書きを行うほど、
元あったプログラムファイルの情報は消えてしまい復元不可能になっていきますのでご注意ください。

また、自分で行うよりは専門のデータ復旧サービスに依頼をした方が確実です。