日本国内でメジャーで使われています、圧縮データ形式のZIP(ジップ)やLZH(LHA)のファイルを、
ネットワーク上からインストールしたり、一度圧縮してからもう一度解凍して開こうとした時に、
データが展開できない時には、どうすればその状態から修復ができる?という際の解決の方法について。
目次
ZIPやLZHの圧縮ファイルが解凍できない原因とは?
まず、ZIPやLZHといった圧縮ファイルの解凍ができない時の主な原因について。
ひとまずは、対象のファイルが圧縮形式から解凍の作業が正常に実行されていない場合があります。
『+Lhaca』や『Lhasa』などのファイル圧縮/解凍ソフトウェアを、
パソコンのOSにしっかりとインストールして、「プログラムの機能」などをご確認ください。
インストールができていることを確認しましたら、デスクトップに、
アプリケーションソフトのアイコンが表示されている状態を、見直されてみてください。
そのアイコンのダブルクリックをして、解凍先のフォルダーの位置を指定したら、
ディレクトリ上からドラッグ・ドロップして、ZIP/LZHのファイルをアイコンの位置に移動します。
後は自動的に解凍されて、指定したフォルダーにファイル群が修復される形で追加されますので
拡張子に対応されているソフトウェアのプログラムから開いてみましょう。
もし、パソコン本体や拡張子の方に破損といった問題が出ていても、
まだ適切な対処をするか、専門のサービスでデータのリカバリーができる見込みがあります。
互換モードでのプログラムを実行してソフトを起動する方法とは?
次に、最近のWindowsのOSのパソコンをお使いの場合に、古い解凍ソフトを使おうとしたら、
そちらではソフトウェアのプログラムが起動できない、という場合の解決の仕方について。
まず、デスクトップのアイコンで右クリック→プロパティ→「互換性」のタブの、
『互換モードでのプログラムを実行する』にチェックを入れて、使用をしてください。
ほか、プログラムのデータが破損するトラブルから復旧する方法については、こちらのページにて。
そして、Windows95や98、XPの項目を選択するとプログラムが開ける見込みがあります。
誤ってSSDやHDDから削除したファイルを修復するには??
次に、誤って対象の圧縮ファイルを、前のデータごと削除してしまったり、
パソコンのOSの再インストールやSSD/HDDのフォーマットなどで消去した時に復元をする方法について。
まず、ゴミ箱フォルダーやクラウドストレージ、外付けHDDやスマートフォンなど、
別のコンピューターや補助記憶装置、インターネット上などの場所に、
予備のバックアップデータが残っているかどうかをチェックされてみてください。
ご自身で作成されたファイルを元にした圧縮データが消えた場合は、
元になった方のファイルがまだ残っていれば、そちらからもう一度作成を行ってください。
代わりのデータがない場合は、市販のデータ復元ソフトを使用して、
圧縮ファイルまたは元のデータの拡張子を、正しい状態に修復して直せる可能性もあります。
ですがファイルの削除や破損の具合によっては、自力では直せないこともあります。
より確実には、専門業者のデジタルデータリカバリー様といった、データ復旧サービスセンターで、
最初に復元の注文を行う方が、結果として手間が掛からず費用も安く済むことも多いです。
対応されたソフトウェアをインストールしていなかった時は?
次に、パソコンの内部にLZHやZIPといった対象の拡張子を展開できるソフトウェアが、
一つもセットアップされていないと、圧縮ファイルを解凍しても開けないためご注意ください。
またソフトウェアによっては、RARやCAB、TAR、GCAなど、
その他の圧縮形式ファイルの場合は、対応がされていないものもあります。
ほか、LZHやZIP、RAR、CABなどの圧縮形式ファイルも復元できる?という疑問については、こちらのページにて。
それぞれの、使用をされる拡張子(ファイルネーム・エクステンション)によって、
事前にセットアップする解凍ソフトを選んでインストールをしてください。
インターネットからダウンロードによる入手をし直す
また、プログラムの記入のミスやコンピューターウイルスの感染、コピーした時の書き込みの失敗、
といった原因で、ファイルが破損しているためにLZHやZIPのファイルが開けないこともあります。
その際には、もう一度ZIPやLZHのファイルをインターネットからダウンロードして展開するか、
または再度自身で作成をして、圧縮・解凍をやり直してみてください。
ほか、このは屋 様での、【ZIPファイルとは?】開けない時の対処法を初心者向けに解説 の解説も参考までに。
パソコンの仕組みがまだよくわからなくて難しい場合には、PC修理のサポートの店舗で、
メニューのプランにより、作業の代行をしてもらうこともできます。
パソコンやサーバーのSSDやハードディスクが壊れた時のデータ復旧とは?
次に、パソコンやサーバーのパーツであるSSDやハードディスクドライブが故障した場合は、
新しいデータ記憶装置へのの交換を行うことで、マシンの修理ができます。
しかし、壊れた方のストレージに残っている保存されたままのファイルやフォルダーは、
一般の個人ユーザーでは、精密機器からの自力での取り出しが困難でほぼ不可能です。
また、RAIDケースや外付けHDD、USBメモリやSDメモリーカードが破損した時も同様です。
その場合には、専門業者のデータ復旧のサポートを実施されたサービスの事業にて、
内部のファイルを読み込みしての回収による、トラブルの解決をしてもらえます。