無線LANサービスから複数の電子機器をネットワークに接続できる装置
「ルーター」(router)を購入してパソコンやタブレット端末などの
コンピューターを使用する際に、接続のトラブルが出た場合に問題と原因を確認する仕方について。
例としてしばらくルーターを稼働させてインターネットにつないでいたらある日、突然
つながらなくなってしまった、という場合、ルーターの本体の故障か、それ以外にもさまざまな原因が考えられます。
バッテリーが切れた場合
ルーターは長時間電源を入れて使用することが多いためバッテリーがなくなりやすく、
電池切れでルーターの電源がオフになってインターネットの接続が急に切れてしまう、
というケースもよくあります。
いつでもすぐに使用したい場合は、ルーターを常時、電源コンセントと
充電器の台に差し込む形で配置して電源をオンにして使用します。
(ですがバッテリーや製品の寿命が短くなりやすいので、
定期的にコンセントを外して電源をオフにして適度に使いましょう。)
インターネットがつながりにくい場合
地域や建物ごとの電波状況によっては、ルーターの電源スイッチを押してから
インターネットへのアクセスが復旧をできるまでに少し時間がかかる場合もあります。
ルーターの性能やコンピューターのパソコンの処理速度、回線の状況といった
さまざまな使用環境によっても変わりやすいのですが、時には電源を付けてから
10分~20分くらい待たなければネットがつながらないこともよくあります。
アンテナの方向や長さを調節できるルーターをお使いの際には、調整をされてみてください。
いつまでたってもアクセスランプが変わらずつながらない場合は一度電源をオフにして、
別の場所に移動して再度電源を付けて、ネットワークへのアクセスの復旧を試みます。
USB無線LANカードを付けたデスクトップパソコンで試してみたらつながらない場合、
もし他にiPadやXperiaなどのタブレット端末や内蔵無線LANカードを搭載したノートパソコンなどの
機器をお持ちでしたら、そちらの方からもネットが接続できるか試してみましょう。
もしもどのコンピューターでもインターネットにつながらず、場所を移動したり違う時間帯に
再度付け直してみてもつながらない、という場合はルーターが故障を引き起こしている可能性もあります。
ほか、おてがるネット 様での、ルーター故障かすぐわかる【症状別】自分で確認できる原因と改善方法 の解説も参考までに。
物理的な破損の場合、以下のような原因が考えられます。
・うっかり電源ボタンを強く押しすぎて内部にめり込んでしまった。
・持ち歩きの最中に強打したり下に落としてしまった。
・雨に濡れて水をかぶせてしまったり水没させてしまった。
・過熱でルーターの回路に深刻な損傷が出てしまった。
・老朽化で製品としての寿命が来た。
ランプが普段と違う色に点灯している場合、何らかの問題を引き起こしているおそれがあるので
取扱説明書を読み直したり、メーカーのカスタマーサポートに問い合わせをされてみてください。