ウェブページが表示できない時にデータを修復するには?

インターネットのホームページやウェブログ、または独自サービスなどを作成して、
サーバーのホスティングサービス、ファイルマネージャーにアップロードした後で確認したら、
なぜかページが表示されない、または一部のHTMLやコンテンツがちゃんと見れなかったり、
他、ネットワーク上のデータの表示ができないトラブルが出たら、どうすれば修復できる?という疑問について。

ウェブページの構造に問題があるトラブルとは?

まず、ウェブサイトのデータの構造上で問題があると思われる場合は、
各プログラムやアカウントサービスの操作の、トラブル解決といった部分のマニュアルに沿って、
テンプレートやCSS、スクリプトの記入ミスを修正していくことで、直してみてください。

また一部のトラブルに対しては、オンライン上のトラブルに対応されたシステム管理会社や、
コンピューターのトラブル解決のサポート店で注文をして、修復をしてもらうこともできます。



データが非表示になる状態の主な原因とは?

次に、ウェブページのデータが非表示になってしまう主な原因には、以下のような事例があります。

・URLアドレスの文字が一部間違っていて、何もないページを開いていた。

・アップロード・インポートの際に、FTP(File Transfer Protocol)などから送信できていなかった。

・別のディレクトリかファイルマネージャーに、ファイルを転送している。

・HTML(HyperText Markup Language)のソースの記入を、書き間違えている。

・CGI(Common Gateway Interface)やPHPのプログラムが、一部損壊している。

・データベースに、有害なコンピューターウィルスなどの感染が発生している。

・一時的にユーザーアクセスの増加で、サーバーがダウンしている。

・アカウントサービスが終了、または休止・停止している。

・ホスティングサービスの、ドメインの有効期限が切れている。

・古いウェブブラウザ(Web Browser)を使用していて、対応ができないページを開いている。

・サービスで指定されている最大容量が100%の使用状態になっていて、それ以上は送信ができない。

・ホームページのサービスによっては、PHPなどの一部のプログラムが使用できない。

このようなアクシデントは、インターネット上では頻繁に起こりえます。

ほか、ページのウィンドウが勝手に複数表示される時に修復する方法については、こちらのページにて。

または、最新のウェブブラウザを使用すると正常にページのデータが表示できる場合もあります。

ソースのコードを作成する際の記入ミスを修正する時は?

次に、スクリプトタグのコンテンツが表示されない場合は、HEADの領域内に、
指定のjavascriptといったmetaタグが記入されていない、ということがあります。

または、スクリプトのタグが正常に記入できているかどうか、
提供先の外部ドメインサービスは正常に動作されているかどうかを、チェックされてみてください。

※HTML5では、いくつかのタグは省略できます。

また背景画像や文字の大きさ、色が調節できない、という場合は、
CSS(スタイルシート)のメタタグが、HAED内に記述されていない場合があります。

またはスタイルシートの表記をミスしていないかどうか、お確かめください。

テキストが文字化けしてしまう場合は、正しいURLエンコードが入力されていない可能性があります。

また、phpやcgiなどのウェブプログラムが一部破損していないか、確認をされてみてください。

また、タグのテキストを書き間違えてページが破損した時にデータを修復する方法については、こちらのページにて。

そして、書き直したデータを、FTP(ファイル・トランスファー・プロトコル)や、
ファイルマネージャーでアップロードし直して、
表示の状態が修復されているかどうかを確認されてみてください。

一方で、パソコンに保存していたテキストやスクリプト、htmlといった拡張子を、
間違えて削除してしまったり、拡張子が破損して開けなくなった時は、
デジタルデータリカバリー様といった、専門の復旧のサポートで修復をしてもらうことができます。



デジタルデータリカバリー


ウェブログのページが正しく映らない時に修復するには?

次に、通常のホームページと違い、ウェブログの場合は、
多くのサービスで、独自のカスタマイズ用の「変数」が用意されています。

主なWEBLOGのサービスには、FC2、はてなブログ、seesaa、TypePad、JUGEM、ココログ、goo、Blogger、
Ameba、忍者ブログ、So-net、ライブドア、ヤプログ、はてな、エキサイトなどがあります。

テンプレートやプラグインを編集していたら、突然すべてのページが真っ白になってしまった、という時は、
重要な変数のタグを消してしまったり、必須のコードタグを削除、または文字変更していた、という場合が多いです。

その際には別のテンプレートに切り替えるか、テキストを数分の一ごとに貼り替えて、
問題のあるコードの箇所を発見して修正して、表示できない状態から修復ができます。

または非表示・プライベートモード設定になっていて、公開されていないケースもあります。

パソコン上で表示できないページのデータを書き直すには?

次にパソコン上で、特定のデータの表示の設定を編集するには、
対象のファイルやフォルダーのアイコンを、エクスプローラーなどの画面で右クリックして、
プロパティの画面から行うか、専門のユーティリティーを使います。

ブログのテンプレートのHTMLソースを変更したい時には、事前にメモ帳(Notepad)などに、
コピーペーストをして、更新前の状態のソースを保存しておくとよいでしょう。

ほか例として、ホームページ・ビルダーでの、
「サイトデータが破損しています」というメッセージが表示され、サイトを開くことができない の解説も参考までに。

Windowsのパソコンのエクスプローラーや、macOSのPCのFinderといった、
フォルダー(Folder)を閲覧するウィンドウの画面にある、「.html」といったデータが、
壊れて表示できない状態になった場合は、予備の分のファイルがあるかどうかをご確認ください。

たとえば、ホームページビルダーなどのソフトウェアで作成したファイルは、
「.bak」という拡張子が同時に作られています。

そちらの拡張子名を「.html」などに変更すると、予備のバックアップデータが開けて復旧でます。

元のテンプレート(テーマ)を適用して復旧する

次に、以前のソースのバックアップデータを取ってなくてわからなくなった場合は、
同じテンプレート(テーマ)か別のテンプレートをインストールして適用することで、
大体は修復できます。

インターネット上にのみ保存されているデータは、一度消えたり変更されると、
通常のデータ復元の方法では元に戻すことはできなくなります。

そのため、エクスポートの機能やコピー&ペーストで、
こまめに外付けハードディスクやRAID、NASといった、外部のデータ記憶装置に、
データのバックアップを取って、いつでも復旧ができるようにしておかれることを推奨します。

ですがサービスによっては、ログがある程度の期間保存されている予備システムが用意されていたり、
直接お問い合わせをされてみることで、一度消えたコンテンツを復旧してもらえる場合もあります。