削除データ復元ソフトの中でも知名度の高い『DataRecovery』(データリカバリー)とは、
Windows XP・Vista/Me/2000/~10 のOS用のフリーソフトウェアです。
製作元はトキワ個別教育研究所。
間違えて削除したファイルの拡張子を復元する機能とは?
特徴としましては主に一度削除したファイルの拡張子を痕跡から検出して復活させる機能です。
またパソコンに直接必ずインストールする必要はなく、USBメモリやMOなどの
外部のデータ記憶装置からのUSBブートからでもソフトウェアを起動できます。
アプリケーションソフトとしての使い方は上の表示画面の通り
とてもシンプルでかつ使いやすく、復元したいドライブ領域を
左側のメニューから選択して、「スキャン」を押します。
次に、検出できるファイル群が数十個、数百個と表示されますので、
その中から修復したいファイルを選ぶ「リカバリ」を押して復旧を行いましょう。
DataRecoveryのページ
主に、Vectorのソフトウェア・ライブラリーサービスの総合ダウンロードサイトなどにて、
DataRecoveryのソフトが入手ができます。
(パソコンのCドライブのプライマリパーティションのハードディスクに保存していた
データを復元したい時には、そのパソコンに直接DataRecoveryをインストールすると
前のファイルの痕跡が上書きされて消えてしまうおそれがあるのでご注意ください。)
ダウンロード後はローカルディスクの中にlzh圧縮ファイルが入りますので
これを+Lhacaなどの圧縮・解凍ソフトで新規フォルダごと作成して開きます。
対象となるデータは主に過去に削除してそれほど間がたっていないデータがメインです。
なお、類似した名前のアプリケーションソフトに『EasyRecovery DataRecovery』
(イージーリカバリー)という製品もあるのですが、
こちらは株式会社 ワイ・イー・データの有料ソフトです。
ですが、拡張子プログラムとして残っていても壊れて開けないエラーファイルや
コンピューターウイルスに感染したデータなどの復帰には使えませんので、
DataRecoveryで開かなかったファイルを救出するには、
専門のデータ復旧サービス店にて故障状態の回復を行ってもらわれることを推奨します。