パソコンをはじめとするあらゆるコンピューターのシステム上で取り扱う、
「ファイル」(File)というデータは、見る人、PCともに、判別のためすべてに、
『名前』を付けるのが必須です。
名前を付けて保存をする際の失敗の事例

ファイル名は、基本的には半角英数字で付けます。
また大文字で付けた名前でも、通常での使い方やインターネットへのアップロードなどは問題ありません。
ひらがなやカタカナ、漢字でファイル名を書いて保存することもできるのですが、
一部のアプリケーションソフトで開けなくなったり、サイトにアップロードができなくなる場合もあり、
またOSに重要なファイルの名称を書きき直してしまうとシステムに障害が出る場合もあります。
なので基本としては半角英数字で名前を付けるようにするのが確実です。
しかし、ファイル名を何十文字~百文字以上とやたら長く表記して保存すると、
別のフォルダーや外部のデータ記憶用のディスクに移動する時に、
『ファイルまたはフォルダーの移動エラー』
「~ を移動できません。指定されたファイル名は、無効または長すぎます。
別の名前を指定してください。」
というエラーメッセージが出て失敗する場合があります。
ファイル名への英数字の入れ方

WindowsXP以降の近年のOSならある程度のロングファイルネームに対応しています。
その限度の文字数は半角英数字で255文字、日本語の全角文字で127文字です。
なのでその文字数を越える名称を付けてはいけません。また実際にはそれより短くてもエラーが出てきます。
(ファイル名+フォルダー名で半角255字を越えるため。)
また、パソコンなどでシステムリソースの不足によりデータが保存できない時に直す方法については、こちらの解説解説ページにて。
なお、Windows XPや7より大分前のOSやMS-DOSのパソコンの場合は最大で半角8文字が限度だったりと、
ずっと短い制限のために移動や削除ができないこともあります。
データの読み込み速度などにも若干影響が出かねないため、
ファイルの名称はなるべく短くわかりやすく付けていくのがベストです。
ほか、教えて!Helpdesk(ヘルプデスク) 様での、Windows7/10「対象のパスが長すぎます」ファイル名が長すぎて削除できない 【解決法】 の解説も参考までに。
また、インターネット上にアップロードする予定のファイルなら、なるべくその画像や映像、
文書の内容にちなんだ名称を英単語やローマ字読み、数字にちなんで名前を付けた方が、
ご自身にもユーザーにも分かりやすくできます。





