ファイルサーバーから削除したデータは復元できる?

LANやWANといったネットワークを通して複数のパソコンなどのコンピューターで同じデータを必要とする人々、
または複数のマシンで共有してストレージを使用できるファイルサーバー(file server)を使っている際に、
誤って必要なデータを共有フォルダーから削除してしまった場合は、後から復元することはできる?という疑問について。

ファイルサーバの製品一覧

・ロジテック:WSS2008R2搭載Cube型RAID5 NAS 4ドライブ 2TB
・QNAP:TVS-871T Thunderbolt2.0対応 10GbEインターフェース搭載
・NETGEAR Inc.:ReadyNAS NVX iSCSI対応 4HDD 8TBモデル RNDX4420-100AJS
・Turbo:NAS TS-859U-RP+
・Synology:RackStation RS2416RP+ クアッドコアCPU 冗長電源搭載12ベイNAS
・BUFFALO:テラステーション WSS R2 SE搭載 6ドライブ NAS 12TB WS5600DN1206S2
・アイ・オー・データ機器:WDRed搭載RAID6 NW接続HDD LANDISK XVW2.0T
・Thecus:3ベイ エントリーNASキット N3200PRO

ゴミ箱機能からファイルを復元

まず、HDD(Hard Disk Drive)に保存されているファイルやフォルダーを誤って削除した場合には、
対象のファイルサーバーにWindowsやmacOSで言う「ゴミ箱」に当たる予備の機能が備わってるかどうかを確かめます。

サービスで導入されているサーバのシステムの設定と仕様次第となるのですが、例えばLinux系のマシンにある
「.recycle」といったフォルダーがあれば、そちらを開くと削除したファイルが移動されています。

「元に戻す」といった操作をするか、コピー&ペーストで復元します。

一定期間が過ぎると自動的にゴミ箱(trash box)から消去される設定になっている、
または管理側の運営で消去されていく可能性もあるため、早めにデータを戻されることをおすすめします。

ファイルサーバー(File Server)やNAS(ネットワークアタッチドストレージ)は、
パソコンとファイルシステムが違うなどの理由もあり、個人で内部のデータを復旧するのが
難しくなるコンピューター装置でもあるため、重度の問題が発生した時は、基本的に
専門業者のデータ復旧センターに出して、検査とサルベージの作業を行ってもらわれることが一番確実です。




以前のバージョンから復元

ファイルサーバーの設定によっては、例えばWindowsパソコンの場合、
共有フォルダーを「以前のバージョン」に戻すことで削除したファイルを復元できる場合もあります。

パソコンに配置されている専用の共有フォルダーを右クリックします。

「以前のバージョンの復元」を押して、次に「以前のバージョン」タブを選ぶと、
コンピューターの復元ポイントやファイル履歴が表示されます。

ファイルサーバーから削除する前の復元ポイントがありましたら、そちらを選択して
「開く」や「復元」を押して以前の状態に戻して、「OK」を押します。

「利用可能な以前のバージョンはありません。」と出たら、「キャンセル」を押します。

復旧天使のデータ復元ソフトのページ

https://www.recovery-angel.jp/

NAS(Network Attached Storage)などで使用されるジャーナリングファイルシステム(Journaling file system)の、
XFS(eXtents File System)といったフォーマットが行なわれたハードディスクドライブは、

パソコンのドライブベイに内蔵、またはノートパソコンにUSB(Universal Serial Bus)の
外付けHDDケースに入れて接続して開く際、Microsoft WindowsのエクスプローラーやmacOSのFinderといった
ファイルブラウザーからは、対応がされていないものだと、通常データを表示することができません。

ですが、こちらの「復旧天使」といった専用のデータ復元ソフトでしたら、読み込みができます。

バージョンによって対応されたファイルシステムの種類が異なりますので、
ユーティリティーのご購入、または試用体験版のインストールの前に、ご確認ください。

NASのバックアップデータの保存

LinkStationやTeraStation、LANDISKなど、自宅または自社で所有されている
NAS(Network Attached Storage/ネットワークアタッチストレージ)の場合は、
管理者がデータのバックアップを取っておられれば、その人を尋ねて、
バックアップ分からデータを引き出してもらえないかどうか、訊かれてみてください。

もし管理者の方でもバックアップが取られていなければ、また難しくなります。

外部の企業で管理されているファイルサーバの場合も、特殊な事例でもなければ
バックアップからの復旧の措置は受け付けられていない場合が多いです。

NASをはじめとするネットワークを通して接続するデータ記憶装置は、
普通の外付けハードディスクやUSBメモリ、SDカードのように、
USBコネクタにケーブルを差し込みして、デバイスを認識させる仕組みではなく、
そのままコードに繋げて内部のディレクトリにアクセスすることはできない構造の製品です。

ですが、外付けHDDケースはNAS本体のUSBポートに接続して、パソコンなどを通して読みこみできます。

そして、そこから必要なデータファイルを、外付けハードディスクにバックアップすることもできます。

一台のみハードディスクを使われているNASなどの場合は、HDDを取り出して
パソコンに接続し、そのネットワークドライブでフォーマットするファイルシステム
対応された特殊なデータ復元ソフトでスキャンして、消えたデータの復旧を試みる、という方法もあります。

ディレクトリサーバーと内部ファイルが壊れた時の復旧 のページはこちら。」

ファームウェア・アップデーターから復旧する

自宅・自社のファイルサーバにシステムエラー(System Error)が出た時は、
まず、ネットワーク(LAN/Local Area Network)につながる状態かを確認します。

ファームウェアの深刻なエラーや損傷が出ていた場合は、アップデーターを当てることで復旧できる見込みがあります。

その他の機器のエラーや破損、と、補償すべき対象は色々とあるのですが、
どこまでがデータの復活の範囲であるかは、それぞれのメーカーの製品のサービスによってまた異なります。

自宅・自社のサーバの破損と修復

大雨の日や大雪の日、路面が凍っている日や台風・強風の日、霧や砂嵐で視界が悪い日、
真夏の猛暑の日、多い日など、パソコンやファイルサーバ(File Server)、またはそれらの
周辺機器(Computer accessories)といった機械にあまりよくない天候の日は、
窓を開けたり外部への持ち運びによる移動は、なるべく控えた方が安全です。

注文をされる予定のサポートによっては、対象の壊れた機器からのファイルのサルベージに
対応されていない修復のサービスである場合もありえますので、ハードディスクなどの送付をされる前には、
先にデータリカバリーサービスに問い合わせるかサイトを見て、サポートの有無をご確認ください。

データ復旧サービスで注文をする

Windowsで読み込みできないファイルシステムでのHDD(固定ディスク)は外付け用ケースや増設で
読み込もうとしても、それ専用でないデータ復元ソフトでは開けないため、ご注意ください。

またRAIDシステムで使われているHDDは一台だけ抜き出して読み込もうとしても
同じく開けなかったり、またデータ復元ソフトでスキャンができても確実に元に戻せるとは限りません。

自宅または自社で所有されているファイルサーバからどうしても復活させたいファイルがある、という場合は、
それ以上の使用は控えて、プロのデータ復旧サービスセンターデータ復旧サービス(Data Recovery Service)に出して、
ファイルを削除したストレージの状態を検査してもらわれることをおすすめします。

サーバのデータのサルベージに掛かる料金は?

稼働されているファイルサーバ・NASが故障してデータが開けなくなったため、データの取り出しをしてもらいたい、
または補助記憶装置から間違えてファイルを削除してしまい、サーバやNASのハードディスクドライブから
バックアップをしていなかったデータの復元をしてもらいたい、という際、
基本的には、サーバ関連の機材はお支払いのデータ復旧の料金がかなり高くなることにご留意ください。

パーツの性能・デザインなど、あらゆる面でクオリティの非常に高い最新のファイルサーバやNASは、
特に高性能でハードディスクドライブの本数と最大容量が大きな製品は、データの復元の価格も高くなります。

バックアップしていなかったデータの記憶装置のHDDが事故などで機材ごと破損して、
特にRAIDのディスクアレイを構築していて、最大容量の高いハードディスクを多く導入されていて、
ファイルシステムも特殊なフォーマットがされているストレージは、
サーバやNASの物理障害に対応されていますデータ復旧サービスで注文される際の料金が大幅に高額になります。

サーバやNASの破損する事故は、落雷や水害による停電の影響や過電流による装置の焼き焦げ、
高温による熱暴走、洪水による水濡れ・水没など、多くのアクシデントがあります。

各リカバリーサービスの会社おきの設定されている金額は、インターネットのホームページなどで、
データ復旧の料金の違いを見比べてみると大変わかりやすいです。