新しくパソコン機器を買い換えて使用してみたら、前のマシンよりもソフトウェアのセットアップや
操作がうまくいかなかったり、どこか使い心地が良くない感じがする、という場合も時にはあります。
例として、デスクトップパソコンに普段慣れているがノートパソコンを使い始めてみると、
ディスプレイ画面との距離感やサイズ、キーボードの位置とボタンの間隔や基本的スペックが
大分異なり、最初は使い方がうまく慣れずにぎこちない形になってしまうものです。
特にネットブックやウルトラモバイルPCのように小型のノートブックであると、
キーボード入力やタッチパッド使用の感覚がデスクトップの時よりもずれやすくなる場合もあります。
前に使ってたマシンより性能が高ければ高速化で一気に使いやすさを実感できるのですが、
逆にスペックの低いマシンはスピードが遅いために使い心地の悪さを感じてしまうかもしれません。
また逆にノートパソコンからデスクトップ機に変える時も同様ですね。
次に、Windows2000やXPからWindows Vistaや7にアップグレードした場合、メニューの位置や
表示のされ方」が大分変わっていまして、新しいアクセサリツールやセキュリティー機能も加わり、
画面の色彩も一新されていますので、特にXPとVistaの境目は結構大きいかもしれません。
他にも今までWindowsのパソコンを使っていて、新しくMacintoshパソコンの
iMacやMacBookを使ってみる時や、LinuxディストリビューションのOSを導入されてみる時にも、
最初のうちはやはり操作のコツに慣れず、なかなか作業が進まないこともあることでしょう。
新しく、かなり小型サイズのノートパソコンを使い始めるとき最初はキーボードやタッチパッドの入力が
感覚的に難しい場合もあり、形状にもよりますが、多くは慣れてくると大分扱いやすくなります。
NEC(日本電気)といったウルトラモバイルのパソコンのように、
ミニサイズのPCは、小型でキーボードの配置が圧縮しているのが一つ特徴です。
とキーボードや液晶モニターの大きさもかなり幅が狭くなるので、タイピングも最初は少し不慣れな感じがします。
まず、自宅か屋内にある平らで大きなテーブルで打ちやすい環境を整えて練習してみると効果的です。
何日かこれで使ってみるとだんだん慣れてきます。
このように、新しく備えたパソコン環境やハードウェア機材の使い具合がうまくいかない時は、
まずは基本的にとにかく使い込んで、新しい環境に慣れていくことが第一の操作テクニックです。
また、エクスプローラーといったよく開く画面は、プロパティなどで、使いやすいように
カスタマイズもされてみるとより便利です。
初めてパソコンを使われた時は誰もが最初のうちは操作がよくわからず、
うまく操作できるようになるまでには多少の時間をかける必要があります。
その後は次第に慣れて、どなたでもスラスラと扱えるようになっていきます。
デスクトップからノートブックと、Windows XPから7、8/8.1、10、と
ボール式マウスからレーザーマウスへと変わっていくと最初は
バランスや動かし方の加減や新機能の使い方がスムーズにいかなくとも、
一カ月も使い続けていれば慣れていって必ず使いこなせるようになるでしょう。
いろいろなPCや機材を使えるようになれば活動や仕事の幅も広がりますので
大変便利で応用性も広がっていきます。
以前よりも処理速度の能力が低いパソコン本体を使う時はどうしても
使い心地が悪く感じるものなのですが、余程古い機種でなければ
サポートで新しく性能の良い部品に交換してもらう方法での改善も可能です。