古いHDDのデータを取り出しするには?

購入してからだいぶ年月が経ち使わなくなった古いパソコンや
故障して動かなくなって開けないコンピューターに設置されている、
IDE方式などの古いハードディスクドライブに保管されたデータが必要になったため、

今のパソコン環境で別のデータ記憶装置に移し替えるような形で取り出ししたい場合には、
どのように作業をすればいい?という疑問について。

デスクトップパソコンに増設してデータを取り出すには?

まず、デスクトップパソコンを一台以上お持ちであれば、
PCケースの内部にある空きのドライブベイに古いハードディスクを差し込んで、
一時的に増設する形でHDDを開いて、データを取り出しする方法があります。

ですが、現在のパソコンで使われているHDDは基本的にSATA(シリアルATA型の)
製品で、IDE型の古いハードディスクの場合はケーブルの形状が合わないため、
そのままでは接続ができません。

別のまだ故障していないIDE方式のHDDを使っている古いデスクトップパソコンをお持ちでしたら、
そちらのドライブベイに増設するか、一時的にUbuntuやKNOPPIXなどLinuxディストリビューションの
オペレーティングシステムをDVDドライブに差し込んで起動します。

そしてそちらのOSからHDDを開いて、別の外付けハードディスクやUSBメモリに
必要なファイルをコピーして保存します。

古いパソコンは今の高いスペックのマシンと比べて動作の処理がかなり遅いため、
ある程度の時間がかかる場合があります。

古いパソコンが壊れている場合は、先に簡単にそちらを一時的なパーツ交換などで
修理をして最低限動かせるようにする必要があります。

より確実に作業を行ってもらいたい、という際には、プロのデータリカバリーサービスへ注文をして、
診断とサルベージの措置をしてもらわれることを推奨します。




IDE/SATAの変換アダプタ・ケーブル一覧

エレコム(ELECOM):CFD-SAT2P05
サンワサプライ(SANWA SUPPLY):IDE-SATA変換アダプタ TK-AD40SATAD2
玄人志向:セレクトシリーズ mSATA SSD SATA変換アダプター KRHK-MSATA/S7
グリーンハウス(GREEN HOUSE):SATA/IDE-USB2.0変換アダプタ 2.5インチHD対応 GH-USHD-IDESA
タイムリー(TIMELY):GROOVY HDDをUSB IDE接続3.5/5.25″ドライブ専用 UD-301S

変換アダプターを使用して古いHDDをPCに認識させる

または最近のパソコンでも、IDE方式からSATA方式に変換して互換性を得られる、
サンワサプライといったメーカー製の、
「IDE-SATA変換アダプター」や「IDE/SATA変換ケーブル」、「USB変換ユニット」を購入して
パソコンへの内蔵、または外付けで接続して読み込みをする方法もあります。

また、このIDE方式のハードディスクをSATA方式のハードディスクまたはSDDを搭載した
最近のパソコンで読み込む場合はデータの読み出しとコピーによる取り出しの作業も早く行えます。

HDDを接続したら、WindowsのOSの場合はエクスプローラーの画面を、
Mac OS Xの場合はFinderを開いて、内部のフォルダーやファイルを開きます。

そして、別の外付けHDDやRAID、あるいはDVD-Rや大容量のUSBメモリに
ファイルをコピーペーストなどで保存します。

最後に古いハードディスクを取り外して、データの取り出しの作業は完了です。

予備のデスクトップPCをお持ちでない場合には、
プロのデータリカバリーサービスにて、復旧の代行作業をしてもらうこともできます。




フォーマットの違いでハードディスクが読み込めない時は?

もしパソコン以外のコンピューターで使っていたHDDのデータを取り出ししたい、
という場合は、WindowsやmacOSとはフォーマットの形式が別の読み込みが
出来ない場合が多く、そのままではデータを開けません。

個人でどうしても内部データを取り出ししたい、という場合は、
違う形式のフォーマットを開ける専用のアプリケーションソフトを購入する必要もあります。

※拡張子もそのコンピューターの専用のもので、
 通常のアプリケーションソフトでは開けない、という場合もあります。

古いハードディスクにカタカタ…コトコト…といった異音が鳴っていて
読み込みができない場合は、ヘッドクラッシュという物理障害が発生している可能性が高く、
それ以上プラッタを回すと更に破損がひどくなりやすいためすぐに電源を閉じて取り外します。

コントローラなどが破損していてアクセスできない時は?

あるいはしばらく動かしていなかったことによる経年劣化や
コントローラーボード部分の破損など、物理的にハードディスクが故障していると
個人ではデータの読み込みによる回復作業がほぼ不可能になります。

どうしても内部のファイルが必要で何とか取り出ししたい、という場合には、
「物理障害」のトラブルに対応されています専門のデータ復旧サービスセンターに
問い合わせをして、壊れた古いHDDからの、状態の診断と大事なファイルのリカバリーをしてもらわれることをおすすめします。