Time Machine(タイムマシン)のバックアップ機能

【Mac OS X v10.5】や10.6、10.7以降のオペレーティングシステムが搭載された
Macintosh PC(Apple社製マッキントッシュ・パソコン)には、
『Time Machine』(読み:タイムマシン/タイムマシーン)という
Mac専用のデータバックアップ機能が搭載されている事をご存知でしょうか?

Mac OS X v10.5以降のOSに標準で同梱されているのですが、
10.4・10.3・10.2・10.1・10.0のバージョンも使用できる対象となっています。

MicrosoftのWindowsパソコンと比較してMacintoshの方は対応可能なバックアップソフトールや
データ復元ツールが少ない点がある分、TimeMachineは自動バックアップ更新の設定などの
強力な保存システムが大変頼りになる、Appleパソコン独自のシステムです。

Macパソコンの内蔵ハードディスクドライブやSSDの内部のデータを
外付けのHDDやセカンダリのドライブといった保存機器へ、定期的にタイムマシンで
自動バックアップを行うようにアップルメニューから環境設定を指定できます。

また、Mac製品特有のグラフィックの美麗さも特徴の一つですね。

ファイル喪失のトラブル例

・誤ったファイル削除やフォーマット、アンインストールによる操作のミス。
・HDDや外部記憶補助装置のクラッシュまたは老朽化による故障の発生。
・有害なコンピューターウィルスによるシステム・フォルダーの破壊。
・PCの本体のパーツが壊れて一時的に起動できなくなる。
・アプリケーションの動作エラーでファイルが読み込みできなくなる。

といったコンピュータートラブルが発生した際に備えて事前に、
タイムマシーンで作成しておいたバックアップファイルを用いる手法で
別のハードディスクやMacパソコンに移し変えて復元させる事が可能です。





[設定の手順]

こちらの説明では、Mac OS X Lion v10.7のヴァージョンで
MacBook Airでの使用例について解説いたします。

最初にデスクトップ画面を開いて、未使用の物か、フォーマット(初期化)した外付けハードディスクか
DVDーRW、USBメモリなどの大容量記憶メディアをパソコンに接続して読み込ませます。

(記憶装置の最大容量が少ないと外付けHDDやRAIDへのバックアップに失敗してしまうので、
 数十GB以上の空き容量のデータ記憶装置が必要です。)

次にDockの「システム環境設定」を展開して、「Time Machine」のアイコンをクリックして開きます。

最初は「切」の設定になっているので、これをマウスかタッチパッドで「入」に切り替えます。

すると、先ほどMac OS Xに認識させた記憶メディアが一覧に表示されます。

これを選択して、「バックアップディスクとして使用」のボタンをクリックします。

このハードウェアに必要なファイルが何も入っていなくて問題がなければ
「消去」を選択してディスクの中身を一度真っ白にします。

少し待つと、自動的に最初のバックアップデータの作成が始まります。

数十分ほど待って作用が完了した後で外付け記憶装置の領域を開くと、
Backups.backupdb」というフォルダーができています。

これをクリックして、次に「USERのMacBook Air」といった各パソコンの名称の
フォルダーを更に続いて開きます。

「バックアップした日付の名前」か「Latest」のどちらかのフォルダーを開いて、
「Macintosh HD」の階層に入ると、PCと同じ構成のディレクトリが保存されています。

ここから必要なファイルを目視で探したり、検索窓にファイル名などの文字を入力して見つけます。

そして、パソコン上にコピー&ペーストなどで、
選択したファイルやフォルダーを丸ごと貼り付ける形で、復元させていきます。

なお、数十ギガバイト~数テラバイトと大容量データのバックアップ更新を
実行し続けるように設定される際には、補助記憶装置の空き容量の不足に注意して
ある程度余裕を持ってタイムマシンの機能を使用する事も重要です。

ですが、事前にデータ保存のセットアップを行っていなかった場合で、
フォルダからファイルが消えてしまったり読み込めなくなるトラブルが起きたら、
すぐにMac対応の専門のデータ復旧サービス店で診てもらってください。