USBフラッシュ・メモリ(USB frash memory)は、
小型で数百MB~数TBの大容量のデータを保存できる便利なメモリーカードです。
外への持ち運びや、室内の別のコンピューターへのファイルの移動による使用などにも役立ちます。
ですが、もしある時、USBメモリをいつの間にか見失ってなくした時は、
どのように探せばいい? または失ったデータを復旧するにはどのように対処をすればいい?という疑問について。
目次
USBコネクタに差しっぱなしにしていた可能性
まず、USBメモリをパソコン本体や、コピー機といった機械のUSBコネクタに接続していたままで忘れていた、
ということがよくあります。
この際、長時間、製品の相性があまりよくない外部のPC本体に長時間差していて、
過熱などで壊れてしまったり、あるいはお手持ちのノートパソコンのUSBポートに差したままで、
カバンに入れたり持ち運びの際の移動中の衝撃でUSBメモリが折れて破損してしまうおそれもあります。
USBポート(Universal Serial Busの差込口)に差しっぱなしにしていた後で、探して見つかった時に、
もしストレージの回路が故障していてデバイスが認識しなくなっていた際には、
専門のデータリカバリーサービスに出して、ファイルの救出をしてもらうことをおすすめします。
USBメモリをどこかでなくした時は?
次に、ユニバーサル・シリアル・バスの規格であるUSBメモリは、サイズが小さいデータ記憶デバイスです。
うっかり落としたり置き忘れたりして、なくした場合にも気づきにくい点があり、
いつの間にか突然に、データファイルごと紛失してしまうトラブルも発生しがちです。
また、悪意ある第三者による盗難の被害も稀に起こっています。
大事なデータを記したUSBメモリが、急にお手元の机の上や引き出し、ポケットやカバンの中、
保管庫の内部からなくなって紛失してしまうと、かなり焦ってしまうことでしょう。
ですが、ひとまずは冷静によく周りを見直して、探す際の適切な対処をしていくことが非常に大事です。
落とした道のりを探索してみる
まずは、なくしたUSBメモリー(USB memory stick)を一番最後に使っていた時の状況、
または一番最後にメモリーカードを見た時の場所を思い出して、
そのポイントから順に、今までのご自身の行動を逆になぞるように探していきましょう。
外出中に持ち歩いている際に、どこかに落としたりしてなくした場合、誰かに踏まれて壊れたり、
水溜りや溝の中に落ちてしまったり、第三者に拾い逃げされてしまったりと、
さまざまな紛失や破損のおそれがあるため、できるだけ早く探しに行かれるのが望ましいです。
USBメモリが割れて壊れてしまい、USBポートからのアクセスができなくなった時も、
同様にプロのデータ復旧サービスセンターにて、復元をしてもらわれることを推奨します。
見つかった時にメモリーカードの状態を確認
次に、なくした後で運良くすぐにUSB thumb driveが見つかった場合の対処法について。
まず、念のためにメモリーカードが壊れていないか、帰ったらパソコンに挿入して開けるかどうかチェックして、
また中身のデータが勝手に書き換えられたりしていないかチェックをしましょう。
たとえば事前に、BUFFALOのUSBメモリの紛失・盗難リスクと対策など、
もしものトラブルに備えて、USBメモリには暗号化・複合化のソフトウェアなどで、
パスワード付きのフォルダーを作成してセキュリティをかけておく方法もあります。
第三者に勝手にストレージのフォルダーを開かれないように施しておくと、より安全です。
落とし物のお届け場所に問い合わせてみる
また盗難を防ぐために、なるべく普段は鍵の付いた保管場所の中にしまって、
外出する時もカバンの中など落としにくいところに入れて、メモリーカードを持ち運びましょう。
いくら探しても、紛失したUSBメモリ(USB flash drive)が見つからなかった場合、
それまでにいた会社内や店舗、施設、交通機関にある落とし物のお届け場所を尋ねてみましょう。
外でなくした場合は交番にも寄って、警察に紛失届けを出します。
何者かに盗まれたと考えられる場合は、盗難届けを出します。
自動車の鍵(キーロック)のかけ忘れによる危険とは?
次に、自動車をスーパーやコンビ二などの駐車場に、ほんの少しの間だけ停めている時でも、
鍵(キーロック)の掛け忘れにより、車の盗難、いたずら、または車上荒らしによる、
カバンや荷物といった物品のみの盗難の被害に遭われてしまう可能性は否めません。
USBメモリが入ったバッグごと失ってしまわれないように、
日ごろから鍵の掛け忘れがないかどうか、十分に意識する必要があります。
また、バイクや自転車のカゴはむき出しのため、USBメモリごと荷物を取り忘れて、
そのまま駐輪場に長時間放置していた場合には、もっとリスクが高まります。
たとえ大型のデパートやアトラクション施設・リゾートホテル・会社内などの、
しっかりと警備の行き届いた駐車場でも、盗難被害がまったく起こらない、という保証はありません。
また、自宅・マンションのガレージや月極駐車場でも、紛失のリスクや盗難の被害は起こりえます。
日ごろからキーの掛け忘れに注意することも大切ですが、
運の悪いタイミングでロックしていなくて、備品が盗られてしまうケースもあります。
そのため、余裕がありましたら保険会社での盗難補償のサービスにも加入をされる方法もおすすめです。
USBメモリが破損して壊れていた場合は?
次に、紛失していたUSBメモリの本体が無事に見つかったとしても、もしも落とした時に強い衝撃を受けていたり、
歩行者や自転車、自動車に踏まれて割れていたり、水の中に落ちていたりしてすでに壊れていたら、
そのままではメモリの中身の記録データを読み込めなくなってしまいます。
また、USBメモリの故障を修理する方法については、こちらのページにて。
うっかりUSBメモリを洗濯機に入れて回してしまった場合でも、故障していないこともあります。
ですが、それでも数時間以上水濡れ・水没していて、また乾燥機能などで長時間の熱を浴びてしまうと、
製品の構造次第ではやはり故障してしまうおそれがあります。
データ復旧サービスでファイルを取り出してもらう
もし、なくしたUSBメモリが壊れていて開けなくなった時は、パソコンや外付けハードディスクに、
バックアップされていたデータが残っているかどうか、探されてみてください。
予備のファイルがなかった場合は、ひとまず破損したUSBメモリを丁寧に保管して、
やはり専門のデータ復旧サービスセンターに持ち込みや郵送で提出をして、
内部の回路から記録データを引き出せるかを、検査してもらわれることを推奨します。