「CD-R」・「CD-RW」「CD-ROM」(シーディーアール・ダブリュー/
Compact Disc-ReWritable/コンパクトディスクリライタブル)は、
CDのディスクを用いたパソコン用のデータ読み込み専用記憶装置です。
主に、パソコンなどで使う保存ファイルの書き込みなどで広く普及しています。
CD-RやCD-ROMはMOやUSBメモリと違い上書きや消去、ユーザーによる書き込みが
できない仕様なのですが、そのかわり安価で700MBの容量まで保存できます。
CD-RWの方はデータの書き換え画可能な記憶媒体です。
CD-RWがドライブ装置でファイルが読み込めない場合
CDはディスクの裏面が傷つきやすく、使い込むほど次第に痛んでいくため、
データの読み込みに異常が出てスムーズに再生・インストールができなくなったり
保存ファイルが開けなくなる、というトラブルが出ることも稀にあります。
こういったアクシデントが起きたときは、それ以上CD-RWのディスクを再生したり、
新しく書き込みするのはデータ破損の更なる悪化を招くおそれがあるのですぐに中断して、
可能であればパソコンから他の保存媒体に無事なデータを移行するのが望ましいです。
『Disk』と『Discの違い』
『Disk』-ディスクと言いますとまず思い当たるメディア媒体には
・Hard disk drive(ハードディスクドライブ)
・Floppy disk(フロッピーディスク)
・Microdrive(マイクロドライブ)
・Quick Disk(クイックディスク) などが挙げられますね。
では『Disc』となると、[CD、DVD、CD-R、DVD-R、DVD-RAM・RW、Blu-ray] などが挙げられます。
まず『Disk』というのはハードディスクなどの「磁気媒体」のことを指します。
一方『Disc』の方は光学媒体のことを指します。
一見どちらも円盤状同じ形態に見えるのですが、Diskの方は基本的にプラスチックケースに包まれていて、
Discの方は円盤が剥き出しになっている物が多く、書き込みができないようになっている物が多くあります。
大まかに分けるとDiskは主にパソコンに使われ、Discは主に音楽・映像に使われています。
ちなみにSSDはディスクではなくフラッシュメモリの補助記憶媒体です。
これら多くのデータ記憶媒体はもし記録したファイルを削除したり機器が破損してしまっても、
専門のデータ復旧サービスにて、一定の割合で復元してもらうことが可能です。
買ってすぐにCD-RWのディスクにエラーが起きた場合は
購入先の店舗やメーカーに問い合わせてみるのも重要な方法です。
ほか、soft1.jp|パソコントラブル解決 様での、CD-RやCD-RWに書き込んだファイルやフォルダが消えた の解説も参考までに。
もともとはなんともなかったCD-RWのディスクが、何十回、何百回と回していくうちに汚れや擦り傷、
ホコリが付いて読み込めなくなってきましたら、市販の「ディスククリーンキット」にて
ある程度のキズを修繕できます。
また、フォルダ・拡張子が破損してファイルが読み込めなくなったり、研磨機でもディスクの復元が
完全にはできない場合は、専門のデータ復旧サービスセンターの方にて復元してもらうことをお薦めします。