Apple社製のMacintoshのノートパソコンの、PowerBook(パワーブック)やiBook(アイブック)の後継機に当たる
PC本体である『MacBook』(マックブック)で、電源ボタンを押しても起動しない時には、
どうすればmacOSの立ち上げや、内部のデータファイルの読み込みを復旧することができる?という疑問について。
目次
コンピューターの電源が消えたり起動できなくなるトラブル
「MacBook Air」などの薄型ノートブック型パソコンは、Apple Storeなどの店頭にて販売されています。
また一般ユーザー用の他に、業務/オフィス専用のMacBook Proも発売されています。
歴代のApple社製品でも最も普及したPCで幅広く使われているのですが、
システムエラーや故障の不具合も時には起こりえます。
・MacBookの電源ボタンを押しても、起動しない状態になってしまう。
・マックブック本体のキーボードを押した際に、入力が効かなくなってしまう。
・コンピューターのシャットダウン(強制終了)が、度々起きてしまう。
・パソコンの外面や液晶モニターが、割れたり欠けたりしてしまう。
・macOSで、フリーズ(ハングアップ)が発生してしまう。
こういったトラブルが発生して、電源が突然消えてしまったり起動できなくなった場合に、
復旧をする方法やサービスについて、解説をしていきます。
MacBook Airに内蔵された主なパーツ
・オペレーティングシステム:Mac OS X v10.4
・CPU:Intel Core Duo (シーピーユー・インテルコアデュオ)
・メモリ:1GBx2~2GBx2 (1ギガバイトから2ギガバイト)
・HDD:160GB~320GB (ハードディスク)
・DVD±R /DVD±RW/CD-RW (内蔵DVDドライブ) など。
Macパソコンがバッテリー切れになりそうな時は?
まず、MacBookに搭載されているバッテリーは5時間程度とされているため、
電源コードを抜いた状態で長時間使用されていると、バッテリー切れになってしまうことも多いです。
マックブック・エアー/プロのライトの点灯が一個のみになったら、
すぐにシャットダウンをするか、電源をコンセントより差し込みして充電してください。
その際に念のため、持ち運びによりプラグの接続部分に、ゴミや水分が付着していないかどうかをご確認ください。
接続したUSBメモリといったデバイスは、一度外しておいた方が良いでしょう。
また、電源が付いていて操作が効かなくなっている状態、という場合もあります。
MacBook ProないしMacBook Airの電源ボタンを10秒間以上 長押しすると、一度パソコンがシャットダウンするので、
それからまた起動をされてみると、復旧できる場合があります。
PC本体の電源が急に付かなくなった時は?
次に、電源が急に付かなくなった場合の対処法について。
まず、長時間の稼働による、CPUの熱暴走やHDDの故障、
また持ち運びの時に強打してしまい壊れた、といった破損が起きている可能性があります。
パソコンが開かない時は、半日ほど電源を抜いて熱を冷ましておくと直る場合もあります。
時間に余裕がある時は、マックブックの電源を再度起動するのを少し待ってみるようにしましょう。
無理に電源ボタンやキーボードを何度も押すと、かえって故障が悪化する場合もあるので、
負荷を大きくしてしまうような操作は控えるべきです。
また、OSが正常に動作しない時に、無理にMacBook Pro/Airの電源を起動させる操作もお控えください。
もし、フリーズなどが起きた場合は、PC本体の電源ボタンを5秒間押し続けることで、
パワーマネージャー(Power Manager)がリセットされます。
ある程度の時間をおいても直らない場合や、キーボードやモニターが破損して正常に操作できない時は、
Macのサポートセンターにて、電話相談をされてみるのが最も確実です。
お預かり期間が長く掛かるため待ちきれない、という場合は、
別のパソコン修理サービス店にて、即日診断修理のコースで注文をすると良いでしょう。
ほか、MacBookの故障を修理するには?という疑問については、こちらのページにて。
また、MacBook AirやProで充電自体ができなくなっていてバッテリーの回路に問題がありそう、という場合は、
それ以上の通電は控えて、Appleのサポートや私設のパソコン修理店で直してもらう、
またはプロのデータ復旧サービスセンターで、ファイルのリカバリーを行ってもらうことをおすすめします。
macOSのデスクトップの画面が開かない場合に復旧するには?
次に、macOS(Mac OS X)のオペレーティングシステムに深刻な問題が出て、
デスクトップの画面が開かない場合に、起動の状態を復旧する方法について。
まず、基本的にはオペレーティングシステムの初期化(リセット)の動作によって、
多くの場合は修復できます。
例として、MacBookのサポートも参考までに。
しかし、ノートパソコン(lappy)のOSの再インストールをすると、今までのすべてのデータが消えて失われてします。
なので、専用ドライバーや読み取り装置をお持ちでしたら、
先にハードディスクかSSDを取り出しして、別のパソコンに一時的に増設するか、
外付けの読み取り装置でUSBを接続して、必要なファイルを救出する方法もあります。
内部のデータファイルを復元してもらうには?
次に、MacBookのハードディスクドライブやソリッドステートドライブ自体が物理障害で故障している場合に、
内部のデータの読み込みの問題から復旧することはできる?という疑問について。
まず、HDDやSSDの交換でMacパソコン自体は修理できるのですが、
やはり中身のファイルは展開できず、壊れたストレージに閉じ込められたままです。
その際に、ハードディスクの方は、データリカバリーサービスの方で分解作業を行ってもらい、
内部のプラッタにあるファイルを取り出ししてもらうことができます。
※SSDの方は、現在のところは技術的に、故障した時のデータの復旧が難しい点もあります。
MacBookの電源ボタン(パワーサプライ)を押しても起動ができない状態の時に、修理サポートに出す前に、
データ復元のサービスセンターの店舗に問い合わせて、パソコンかストレージの装置を出して、
専門のスタッフと設備による内部の解析・抽出にて、他のデータ記録デバイスへのバックアップによる、
開けないファイルやフォルダーの復旧の作業を行ってもらわれることをおすすめします。