物理的に損壊したPC機器内部のデータを取り戻すには?

パソコンに内蔵されたハードディスクや外付けHDDがヘッド吸着クラッシュを
引き起こしてシステム上ではな物理的に破損がしてしまったり、
USBメモリやSDカード・CD/DVDディスクが割れてしまった、

またデータ保存ディスクの本体に引っかきキズが付いたり水濡れして壊れてしまうなどの理由で
パソコン上から認識ができなくなると、市販のデータ復元ソフトウェアでは
読み込みができず、自力でのファイル復旧はほぼ不可能になってしまいます。

ストレージの破損

CD/DVD/MO/MDなど一部の媒体はディスククリーニングキットを使って、
多少の裏面修復も行えるのですが、USBメモリやHDD、SSDなどの媒体は
壊れてしまったら自力で直すことは残念ながらできません。

その際には、専門の修復サービスで、データを読み込めるように修繕をしてもらう必要があります。



RAIDのHDDのリビルド

例として、TeraStationやLinkStationといったBUFFALO(バッファロー)製のNASのハードディスクが故障して、
新しくHDDを交換した後に1カ月以上立ってもリビルドのランプが終了せず、
NAS Navigatorで見ても同様で、内部にはアクセス可能で、別途にBackupしてあるので、
再度フォーマットも考えていて、リビルド中にフォーマットしても問題はない?というご質問について。

データのバックアップがあるのでしたら試してみても大丈夫です。
機器本体が故障することはそうそうないのですが、ハードディスクに負担がかかる可能性はあります。

しかしNASのRAIDが崩壊している場合、フォーマットをかけても直らない可能性も高いため、
なるべくであれば先にデータ復旧サービスの方で見てもらわれた方が良いです。

また、データ復旧 DATA HOPE 様での案内なども参考までに。

物理障害の場合、個人ではほとんど復元作業はお手上げ状態なのですが、
そんな時のためにパソコン修理サービスではOA機器を分解して
データの保管部分を取り出し、専用の機器で読み出してバックアップを
してもらう、データ復旧サポートを実施されているサービスも数多くあります。

また、データ復旧専門の業者では、インターネットや郵送でも受け付けてもらえます。

システムやファイルの障害が出た時に貴重なデータを取り戻す際には大変心強いサービスです。