デスクトップパソコンやノートパソコンをはじめ、コンピューターの製品への入力による操作を行う装置である
「キーボード」(Keyboard)には、PS/2キーボードコネクタやUSBポートにコードで接続するタイプ、
またワイヤレスのタイプ、ノートブックPCのように本体と一体化したタイプなど、さまざまな種類があります。
この中で特に、コードによる接続でデバイスに認識させるタイプの、
外部接続型のキーボードはたまに、起動した時に操作が利かなくなり、
文字の入力ができなかったり、指示のキーが反応しない状態になる場合があります。
そんな時に、入力装置(input unit)に発生した問題を直すにはどのように対処をすればいい?という疑問について。
目次
キーボードが入力できない時に直す方法の一例
・パソコンのUSBコネクタの差し込みを、何度かし直す。
・オペレーティングシステムを、再起動させてみる。
・延長コードを経由せずに、直接コンピューターのUSBポートに挿入する。
・長時間使用した後に、ある程度の時間パソコンやストレージといった機材を止めて冷ましておく。
・キーボードの表面と、USB端子の差込口の掃除をする。
・デバイスマネージャーの画面で不明な項目があったら、一度アンインストール(削除)する。
やや古いパソコンやキーボードには、特に上記のような入力のエラーがよく発生するのですが、
大抵はそれほど深刻なものではなく、こういった対処の方法や専門のサービスへの代行作業の注文で、
大体の場合はすぐに直すことができます。
コンピューターの本体の異常もチェックしてみる
まず、最近のパソコンであるほど、入力(インプット)による操作のできない状態は少なくて済みます。
しかしそれでも、頻繁にキーボードが動かなくなる場合は、製品を新しいものに交換してみるのが特に確実的です。
またはコンピューターの状態を、試しにキーボードを別のパソコンにUSB接続したり、
ワイヤレスキーボードの場合はスマートフォンやタブレット端末に、Bluetooth(ブルートゥース)で接続するなどして、
入力が正しくできるかどうかのチェックをされてみてください。
入力機器(input device)、またはPC本体のどちらかに何かの異常がありそうな場合は、
製品の故障を直してもらえる、パソコン修理サービスでの検査にも出されてみることをお薦めします。
先にパソコンのハードディスクやSSDに残っている、まだ必要なファイルを読み出ししたい、という時には、
デジタルデータリカバリー様といった、専門のデータ復旧サービスの業者にて、
取り出しの対処をしてもらうことができます。
一時的に別のキーボードを接続して代用するには?
次に、例えば新製品のノートパソコンの一式を購入した直後は問題なかったものの、
キーボードの一部が反応しないので修理を依頼したいところ、メーカー保障中ではあり、
2週間程度で直るとのことながら、臨時で仕事で使用するため1~2日程度は何とか一時的に、
簡易的な処置で使えるようにしたい、という場合に直していく手順について。
その際にはまず、一度ノートパソコンの電源を切って周辺機器とケーブルを全部外します。
次にデスクトップパソコン用のキーボードを、一時的にUSBコネクタから接続してください。
また、ワイヤレスキーボードをBluetooth(ブルートゥース)でつなげて代用する方法もあります。
ほか、キーボードが効かない時にパソコン側の故障を修理する方法については、こちらのページにて。
ノートパソコンの電源を起動して、キーボードが認識できて入力できれば、一時的な代用による修復に成功です。
キーボードの汚れを取り除いて周囲の物の配置を見直す
次に、デスクトップパソコンやノートブックPC、モバイル・コンピューターで使用するキーボードの表面に、
小さなごみやホコリ、汚れがたまっていると、キーの間に挟まったりして正常に動かなくなる可能性もあります。
まず、一度キーボードを裏面にひっくり返して、丁寧にごみを叩き落とします。
そして、クリーニングキットや細い針、綿棒などを用いてきれいに掃除をして手直しします。
また例として、富士通のFMVのパソコンで、文字が入力できない、おかしい場合の解説も参考までに。
少し時間を置いてからもう一度パソコンを起動して、
タイピング(Typing)などで、今度は正しく操作ができるかどうかを確認されてみてください。
デバイスが破損していた時に修理サービスに出してみる
もし、それでもキーボード(keyboard)のデバイスで、一部の文字や記号の入力ができなくなったままの場合は、
液体やごみが隙間に侵入して、使用している入力装置が破損を引き起こしているおそれがあります。
一般の方は、あまり無理に指示が反応しなくなったキーを取り外したり交換する作業を行うのはお薦めできません。
そのため、メーカーのサポートで実施されているパソコンの修理センターに出すか、
即日診断を請け負われている私設のパソコン修理サービスに出して問題を直してもらうのが、やはり最適です。