ブルーレイディスクドライブが読み込めない時のデータの復元

パソコン用のブルーレイドライブ(Blu-ray Discドライブ)とは、Blu-ray Disc(ブルーレイ・ディスク)に対応した
ドライブ装置の電子機器で、1層=25GB、2層=50GBと、DVDメディアの5~10倍にもなる容量のデータを取り扱うことができます。

さらにより微細で高画質な映像を楽しむこともできる、次世代型メディアです。

PC内蔵・外付けタイプがありドライブ機器本体の値段は現在40000円程が相場です。

Blu-ray Discが認識されない時は?

ブルーレイドライブを購入してパソコンに接続・セットアップする際に認識が
されない、読み込み・書き込みができないといったトラブルが起こる時があります。

このアクシデントで特に多い原因は動作環境に十分な設備が整っていないことで、ブルーレイドライブを
購入する前には必ずご自宅のパソコンのスペックが動作条件をクリアしているかよく照らし合わせる必要があります。

『例』 メインメモリー:2GB、Pentium D以上のデュアルコアCPU、動画再生支援機構搭載グラフィック装置の搭載、など。

またはドライバが正常にインストールされていない、USBポートとの接続の不良が起こっているといった原因が考えられます。



デバイスマネージャーからアンインストールして再起動

一度すべての周辺機器を外して、Windowsのコントロールパネルにあるデバイスマネージャーの画面を開きます。
各項目を開いて、の正常でない項目を削除してから再起動されてみてください。

ブルーレイディスクドライブの名称自体にエラーの表記が出ていた場合は、そちらもアンインストールして、コンピューターを再起動します。

外部からUSBで接続をするブルーレイディスクドライブの装置の場合は、他のパソコン本体から再度接続を試みてください。

以上の対策を行っても本体が認識されなかった場合は、ドライブを修理サポートセンター(保証サービス)に預けてみる手段もあります。

ハードウェア本体は正常に認識されているのにディスク内データが読み込めないという場合は、データ障害が起きているか、
ディスクの盤面に深い傷や汚れ、高熱・低熱による傷みなどが発生している可能性があります。

ファイルが表示できない場合の復旧

次に、例として、録画したBD-Rが突然読み込みができなくなり、パソコンのBD-REドライブ(D:)の自動再生ダイアログでは
「フォルダーを開いてファイルを表示」というコメントが出て、開いてもファイルは表示されない、という場合の復元方法について。

まず、もし汚れや傷が原因で読み込みがうまくいかない場合は、「ブルーレイ クリーニング・キット」
(乾式・湿式)や研磨機で盤面を丁寧に掃除されてみると再び開ける可能性があります。

ブルーレイ用のディスククリーナーの製品に封入された専用のディスクをドライブ装置に差し込みして、解説の手順に沿って、
ドライブ装置の内部を清掃されてみてください。

パソコンのBD-REドライブだけでなく、もしBDレコーダーなどをお持ちでしたら、両方で対応されている映像用などの
ディスクであれば、そちらでも開いてみてください。

ほか、Bluraydrive 様での、ブルーレイ(DVD)ディスクの読み込みができないときの対処法を徹底解説! の解説も参考までに。

どちらでもデータが開けない場合は、ディスクに書き込みエラーが起きたか、消耗品としての劣化などで
そのブルーレイディスク、またはドライブ装置が破損してしまったおそれがあります。

ディスク自体が読み取れない場合は、BD-R/REを請け負われている大手のデータ復旧サービスに問い合わせてみてください。

この場合はプロのデータ復旧センターの店舗受付にて、診断サービスを受けて
書き込みファイルの修復か予備ディスクへの書き写しをしてもらってみることをおすすめします。