LinkStationの問題をWeb設定の画面で修復するには?

BUFFALOより開発・販売されているNAS(ネットワークドライブ)製品のひとつである、
LinkStation(リンクステーション)を普段使用している際に、
エラーが発生したりデータが開けなくなった時には、どうすれば修復することができる?という疑問について。

NAS NavigatorでWeb設定の画面を起動する

まず、バッファローのLinkStationやTeraStationを管理するためのソフトウェアである、
「NAS Navigator2」(ナス・ナビゲーター2)がインストールされているパソコンを立ち上げます。

WindowsのエクスプローラーやmacOS/Mac OS XのFinder、または「NAS Navigator2」を開いて、
ボリュームやフォルダーのアイコンに、何らかのエラーマークが表示されていないかどうかを確認します。

次に、専用のIPアドレスの、Web設定の画面を開けるかどうかを見直してください。

IPアドレスの番号が変更されている場合があるので、ブラウザからウェブアドレスがつながらない場合は、
もう一度「NAS Navigator2」からウェブ設定の画面を開き直します。

またパソコン修理関連の設定サポートが実施されたサービスで、直してもらうこともできます。



LinkStationの再起動や初期化を行ってみる

また、LinkStationの「再起動」をすることで一時的な不調が直る場合もあります。

ほかに、冷却ファンにホコリやゴミがたまっていると過熱で停止しやすくなるため、
ネットワークドライブの本体を見て、ファンの通気口にホコリなどがたまっていましたら除去します。

「初期化」の項目では、「LinkStationの初期化を実行」のボタンで、
リンクステーションの設定情報を購入時の状態に戻すことで、忘れてしまった設定などをリセットしたり、
エラーを修復できます。

そして説明の通りに、個別のデータの方はそのままで残ります。

ハードディスクの方が破損しているサインが出ていた場合は、交換の必要があります。

その際、HDDが一つのみのLinkStationの製品である、またはRAIDアレイのリビルドが失敗して、
内部のファイルが開けないので困ってしまった、という場合には、
NASに対応されたデータリカバリーサービスにて、復旧をしてもらわれることもおすすめします。



ファームウェアのアップデートによる復旧の手順を実行する

次に、LinkStationのウェブ設定の画面にログインできましたら、
不調が出た時の何かの通知メッセージが表示されているかどうかを、確認されてみてください。

例として、NAS(ネットワークアタッチストレージ)にあるファームウェアのアップデートの通知が出ていましたら、
システム→メンテナンス→「ファームウェア アップデート」の項目で、
「アップデート実行」を押すと、リンクステーションの更新が行われて、問題も修復されます。

リンクステーションのエラーの問題から修復をするには?

次に、リンクステーションがウェブ設定の画面にアクセスできず、
EMモード(復旧モード)といった表示がされている場合に、
ハードディスクドライブに保存された、データファイルへのアクセスを復旧する方法について。

まず、その際にはバッファローのホームページからLinkStationのファームウェア・アップデーターを、
パソコンの方にダウンロードして保存します。

プログラムをセットアップしてインターネットにアクセスしてから、
NASのファームウェアをアップデートできます。

そしてウェブ設定の画面から、手順に沿ってネットワークを通して、NASのシステムの修復の措置を実践します。

また、TeraStationでファームウェアの更新に失敗した場合にも、同じようにして直すことができます。

もし、Web設定画面でのリンクステーションやテラステーションの更新がうまくいかないようでしたら、
別のオペレーティングシステム(Windowsの別のバージョンやmacOS)のパソコンをほかにお持ちであれば、
試しにそちらから、アップデートで問題からの復元をする手順を実行されてみてください。

「ディスクフォーマット」でRAIDアレイを再構築する

また、もしRAID(レイド)の構築が破損した時には、「ディスク」の項目にある、
「ディスクフォーマット」を行って、ストレージのディスクアレイの再構築を行って修復してください。

しかし、リンクステーション自体の回路が故障したために開けなくなってしまった場合は、
一般の個人で直すのは難しくなります。

その時には、故障したリンクステーションを修理に出して直してもらうことを推奨します。

その際、内部にどうしても必要なデータが残っていてバックアップも取れていなかった、という場合は、
NASを取り扱われている専門のデータ復旧サービスに出して、リカバリーをしてもらわれることをおすすめします。