Google(グーグル)から提供されています、表計算ソフトの「Googleスプレッドシート」で、
操作中に間違えてテキストを削除してしまった時に後から元に戻したり、
ファイルの拡張子ごと消去した際にデータの復元をするには、どうすればいい?という疑問について。
目次
Googleスプレッドシートのデータを消してしまう原因とは?
まず、オンライン画面上で操作を行う表計算ソフトウェアのGoogleスプレッドシートで、
誤ってデータを消してしまうトラブルが起こる主な原因について。
たとえば、操作中に間違えてシートのマスにある数値を削除してしまうミスや、
ゴミ箱に誤って移動していた、といったケースがよくあります。
あるいは、うっかりブラウザを閉じてしまったり停電などで保存の前に画面が閉じるトラブル。
また、パソコンやスマートフォン、外付けハードディスクなどに保存していた計算データのファイルを、
間違って削除していたり、電子機器自体が読み込みできなくなるアクシデントも起こりえます。
ですが、テキストまたは拡張子を失った時も、まだ回復のための搭載された機能や、
プロのリカバリーサービスで、後からファイルの修復ができる見込みがあります。
誤って削除した数字や文字のテキストを元に戻すには?
次に、Googleスプレッドシートのテンプレート上での入力中に、
セルの数字や文字のテキストを間違えて削除してしまった時に、後から直す際の手順について。
この場合は、「編集」タブにある「元に戻す」(undo)をクリックするか、
「Ctrl」+「Z」キーを押すと、誤ってテキストを消去する前の状態に復元ができます。
複数回「元に戻す」を入力することで、数回前の動作の分を遡って修復もできます。
画面を一度閉じると、履歴データが消えて「元に戻す」が効かなくなるのでご注意ください。
また、「やり直し」(redo)の方をクリックするか「Ctrl」+「Y」キーを押すと、
「元に戻す」を数回押してうっかり戻しすぎた場合に、データを入力した履歴を進める形で、
書いていた分のテキストの表示を復活させることも可能です。
ファイルをインポートする機能でデータを読み込む使い方
次に、Excelなど別のソフトで使用していた表計算のデータを下地にして記述を行っていた場合には、
元となった「.xlsx」などの拡張子のファイルを、もう一度開いてやり直す使い方もあります。
まず、Googleスプレッドシートの画面をウェブブラウザ展開して、
「ファイル」のタブにある「インポート」の項目をクリックします。
すると「ファイルをインポート」という、データを読み込むためのウィンドウが開きます。
こちらのアップロードの項目をクリックして、素材のファイルをドラッグ&ドロップします。
そして「データをインポート」を押して、アップロードに成功したら、
「今すぐ開く」をクリックすると、シートに表計算データの読み込みができます。
他にも、「ファイル」タブの「ダウンロード」から、csv、pdf、ods、html、tsvの拡張子を開けます。
しかし、パソコン本体やスマートフォン、タブレット端末、外付けHDD、RAID、NASなどの、
お手持ちのコンピューターや補助記憶装置に保管していたファイルを、
いつの間にか削除していて大分時間がたっていたり、機材自体が故障して開けなくなった時は、
一般の個人では拡張子の復元や読み込み直しが難しくなるケースも出てきます。
その際には、プロのデータリカバリーのサービスセンターに依頼をして、
失った必要なファイルの復活をしてもらう方法もあります。
Googleドライブにxlsxの表計算データを自動保存
次に、オンラインソフトウェアであるGoogleスプレッドシートでは、
画面上部の雲のマークをクリックして、グーグルのクラウドストレージのサービスである、
Googleドライブにデータを自動保存する仕組みとなっています。
そのため、もし作業中に停電したり電源コンセントが外れるアクシデントが起きた際にも、
最後にデータが保存された途中の箇所からまた作業を続けることができます。
より詳しくは、Googleドライブでデータを自動バックアップして復旧 のページの解説にて。
拡張子はEcxelでも使われている、xlsxのファイルで表計算のデータが保管されます。
ゴミ箱に移動したファイルを復旧する手順は?
次に、もし間違えた操作により、「ファイル」タブにある「ゴミ箱に移動」を押すと
すぐには「.xlsx」の拡張子は消えず、Googleドライブのゴミ箱のフォルダーに移行します。
マイドライブの画面で、データの項目の右クリックで「ゴミ箱に移動」(Delete)をした場合も同様です。
この場合に元に戻す手順は、まずGoogleドライブの「ゴミ箱」のページを開いて、対象の必要なファイルを選択します。
そして右クリックで「復元」を選択すると、元のフォルダーの位置にデータを復旧できます。
ゴミ箱にあるファイルを直接スプレッドシートで開いた時は、「ゴミ箱の外に移動」をクリックして復元ができます。
また、Googleスプレッドシート での、オンライン スプレッドシートとテンプレート のその他の入力や保存方法の説明も参考までに。
ゴミ箱に保存される期間は30日までで、その時間を過ぎると自動でデータが消えるため、
早めにファイルのサルベージの手順を実行してください。
ファイルの文章や拡張子が破損した場合に復旧するには?
次に、もしExcel(エクセル)といった別のソフトウェアで記述されていたファイルを、
Googleスプレッドシート上のテンプレートとしてデータを展開した際に、
文字化けが発生した時には、元のソフトウェアで開き直して再度別名で保存をされてみてください。
または文字化け修復のツールにコピー&ペーストで張り付けて、破損の箇所を修復する手法もあります。
また、xlsxといった対象のファイルが開けない時は、拡張子名を書き換えていないかご確認ください。
もし、拡張子のプログラム自体が破損している様子でどうしても開けない不具合が起きた時は、
こちらも専門の事業であるデータ復旧のサービスで、壊れた拡張子の修復ができる見込みがあります。