USBメモリの故障を修理するには?

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データの補助記憶装置(auxiliary storage)である、USBメモリ(USB memory stick)が故障してしまい、内部のファイルやフォルダーが読み込みできずに閉じ込められる状態になった時に、故障の修理をする方法について。




当サイトでは、ハードディスクドライブやSSDの内部ファイルの救出、外部接続のPCの機材やシステムを復元する方法、コンピューターの製品が壊れた時の原因と修復をする手順といったリカバリーによるトラブル解決について、詳細を解説しています。

また、読み込めない電子機器からの補助記憶装置の取り出しによるレスキューのサポートを行ってもらえる、データ復旧サービスセンターも紹介しています。



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USBメモリの故障を修理するには?

現在で最も普及しているデータ補助記憶装置の一つである、
USBメモリ』(ユーエスビー・フラッシュメモリのカード媒体)を使用している時に、
急に読み込めなくなり機器が故障したと思われる場合は、修理することはできる?と思われる場合の対処法について。

USBフラッシュメモリの損傷の事例

・ポケットに入れていたら、知らずに圧迫して押し潰してしまった。

・メモリーカードを足で踏みつけてしまい、割れてしまった。

・USBコネクタに差し込みしている時に、引っ掛けて先端を折ってしまった。

・洗面器や水溜りの中に入っていて、水濡れ・水没した。

・高電圧がかかり、機材がショートした。

・窓を開けていたら大雨や飛沫がかかっていて、水に濡れていた。

・数カ月、USBメモリを数年使っていないうちに、故障してデバイスに認識されなくなった。

・土やホコリ、ごみが差込口に詰まって、読み込めなくなった。

・数千回、数万回と書き込んでいくうちに、経年劣化で製品の寿命が来た。

まず、USBメモリそのものは、内部の基板が破損していなければ、まだ保存されたデータは問題なく残っているので、
簡易的な方法での読み込み直しを試したり、専用のサービスでの修復をしてもらうことができます。



USBメモリが故障するトラブルとは?

USBメモリの差し込み

まずUSBメモリは、デスクトップパソコンの本体の前面や後部、またはノートパソコンの側面や、
USBカードリーダーなどのコネクタに差し込んで使うメモリーカードです。

普通は、専用アプリケーションソフトウェアのインストールも特に必要なく、
カードをUSBポートに挿入するだけで、コンピューターのデバイスに自動的に新しいハードウェアとして、
自動的に検出されて、USBメモリ(flash memory)に保存してあるファイルを読み込むことができます。

しかし、メモリーカードの媒体やコネクタの部分が、外部からの衝撃や異物の混入などの原因で、
故障が起きていると、デバイスマネージャーに認識されなくなり使用できないこともあります。

複数の機器で、時間を置いて何度か接続をしてもUSBメモリの読み込みができないため故障したとみられる時は、
プロのデータ復旧サービスに問い合わせて、ファイルの取り出しをしてもらわれることを推奨します。


DIGITAL DATA RECOVERY


USBコネクタに異物が挟まっていたら取り除く

データの補助記憶装置(auxiliary storage)である、USBメモリ(USB memory stick)が故障してしまうと、
内部のファイルやフォルダー、プログラムといったデータが読み込みできずに閉じ込められる状態です。

急にパソコンにリムーバブルストレージが接続できなくなったら、まず両方のコネクタ(差込口)にごみやホコリ、
または水分や汚れが詰まっていないかどうかを確かめて、掃除を行ってみてください。

また、PCのデータのコピーに使うUSBフラッシュメモリの安全性は?という疑問については、こちらのページにて。

USBメモリは特に持ち運びの機会が非常に多いメモリーカードであるため、外に持って行く時は、
必ずキャップやカバーを閉めて、衝撃を強く与えて故障が起きないように、何かに収納して運ぶようにしましょう。

プラスチックのケースが少し割れただけでしたら、
セロテープなどで固定して簡易的な修理を施して、使い続けることもできます。

壊れて開かなくなったメモリーカードの交換

次に、ハードディスクドライブなどの他のデータ記憶媒体と同様、USBメモリも、
その内部はコントローラ(基板)といった精密な部品で構成されています。

軽いエラーや接続の不良であれば、例えばグリーンハウス製のUSBメモリの取扱説明書など、
各メーカーの解説を参考にして、ある程度は自身で読み込みを復旧できる見込みもあります。

ですが一般の方では、基本的にUSBメモリの機器を分解して故障を修理することは、ほぼ不可能です。

そのため、フラッシュメモリの中身がもし壊れていると思われる場合は、
メーカー先のカスタマーサポートや、プロのパソコンといった電子機器の修理サービスに問い合わせて、
故障の状態の確認と修理の依頼をされてみることをお薦めします。

保存されたデータファイルは復元できる?

次に、USBメモリに保存してあった貴重なデータファイルが、間違った操作のミスで削除されている時は、
周辺機器にも対応されたデータ復元のソフトをパソコンにインストールして、読み出して修復する方法も使えます。

しかし物理的にUSBメモリの内部の回路まで故障していて開けなくなった場合は、
一般の個人では、ストレージの修理やファイルの取り出しはやはり難しくなります。

デバイスが認識しなくなって故障したハードウェアから、より確実に必要な内部のファイルを救出したい、という際には、
プロのデータ復旧サービスにUSBメモリを出して、リカバリーをしてもらわれることをおすすめします。





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損失したデータの救出についての解説

「データ復旧」とは、デスクトップPCのWindowsのエクスプローラーやmacOSのFinderから消えたファイルを復元したり、
またノートパソコンの内部からの救出、外部のハードディスク・SSDの読み込みの復活やサーバーの復帰、USBメモリからの回収、RAIDからのリカバリー、
あるいはLinkStationやTeraStation、LANDISKなどのNASが故障した時のレスキュー、といった対処方法を指します。

ファイルを保存するためのストレージに書き込みしていた拡張子やフォルダーを、誤って消してしまったり、
中身の部品や周辺機器が故障してデバイスドライバから読み込みができず開けない時に、回復用のシステムなどを使って修復を実行、
または専用の機器を分解してから取り出して、移し変えて救出をしてもらうサービスセンターと、そちらでのサルベージの作業にあたります。

ハードディスクドライブなどの部品といった、損壊したボリュームからデータファイルを抽出する際には、
先にコンピューターまたは周辺機器のハードウェアの、初期の検査による機材の状態の分析で見てもらえます。