アメリカのAT&T社にて開発された、マルチタスク・ユーザー機能を搭載する、
オペレーティングシステムであるソフトウェア群の「BSD」(UNIX)は、
現在に至るまでにLinuxをはじめ、さまざまな派生のOSが配布・販売されています。
これらのオペレーティングシステムを使用したパソコンで、間違えて必要なファイルを削除したり、
PC本体が故障して開かない時には、どうすればデータを復旧できる?という疑問について解説していきます。
UNIXのオープンシステムのトラブルの原因
まず、UNIX(ユニックス)のオープンシステムでよくあるトラブルの原因について。
たとえばLinuxといったOSでパソコンを操作する際に、ファイルマネージャーなどの画面から、
間違えて個別のファイルを削除したり、ボリュームを初期化してしまうミスがよくあります。
また、パソコン本体にインストールしたBSD(Berkeley Software Distribution)系のOSに、
システムの問題が発生してデスクトップの画面が起動できなくなったり、
コンピューターウイルスに感染して立ち上がらなくなるアクシデントもあります。
あるいは、個人用のファイルの拡張子のプログラムが破損して開けなくなることもあります。
ほか、パソコン本体のパーツが故障して動かなくなってしまうケースも出てきます。
ですがこれらの問題は、適切な対処をするか専門の対応されたサービスで復旧できる見込みがあります。
LinuxやFreeBSDでファイルを削除した時の復元
次に、主なUNIX(ユニックス)系の配布プログラムには、GNU/Linux(リナックス)やGNU/Hurd(ハード)、
また386BSD、FreeBSD(フリー)、NetBSD(ネット)、OpenBSD(オープン)、
ほかにもSolaris(ソラリス)、Minix(ミニックス)といった数多くの種類があります。
これらのOSにはWindowsやmacOSと同じく、「ゴミ箱」(トラッシュボックス)の機能があります。
誤って削除したファイルはゴミ箱のフォルダーを開いて、そちらに移行しているかを確認してください。
そしてフォルダーに残っていましたら、右クリックでの「元に戻す」でデータを以前の位置に復旧できます。
また、【データをサルベージする基本ステップの簡単な手順での解決策】の解説ページも参考までに。
あるいはUbuntu(ウブンツ)のように、独自のバックアップ機能が搭載されていましたら、
そちらを事前にセットアップして、外付けHDDなどに予備のデータを残しておくと安全性が上がります。
データ復元のソフトウェアで拡張子を引き出す
また、どこにもバックアップがなかった時もまだSSDやHDDの内部には、
画面上で表示されていないだけで、消えた拡張子の痕跡データが残っている場合が多いです。
削除したファイルは市販のデータ復元ソフトウェアを使って引き出す方法があります。
BSD(UNIX)で使えるデータ復活のアプリケーションソフトは、以前はAOSデータという企業から、
『FINALDATA Linux on Windows』(ファイナルデータ・リナックス・オン・ウィンドウズ)や、
『FINALDATA Solaris on Windows』(ファイナルデータ・ソラリス・オン・ウィンドウズ)という、
LinuxやSolaris対応の復元ソフトウェアも発売されていました。
ですが現在はこのバージョンは販売終了していて、在庫があれば中古のみで購入できる状態です。
そのかわりに、UNIX系のOSで使用したSSDやハードディスクを、Windowsのパソコンに増設か外付けで繋げて、
ファイナルデータのWindows版でドライブスキャンして、データを復活させる手法もあります。
より確実に大事なファイルを救出したい、という際には、UNIX系のOSに対応された、
プロのデータ救出のサービスにて、コンピューターを見てもらわれることをおすすめします。
BSDのOSが破損した時にデータを開き直すには?
次に、BSD(Berkeley Software Distribution)の系統のOSが破損してしまい、
デスクトップの画面が立ち上がらなくなった時に修復して開き直す対処の方法について。
まずは、セーフモード(safe mode)の方で起動できるかどうかを試してみてください。
軽度のエラーによる不具合の場合は、ここからもう一度通常の起動をすると自動的に直ることもあります。

または、UbuntuやLinux Mint、Knoppixといった、DVD-RやUSBメモリにプログラムを保存して、
外部接続からのブート機能で起動ができるOSを使って立ち上げる方法もあります。
別のオペレーティングシステムが起動できましたら、SSDやHDDの必要なファイルをバックアップして、
あとから元々のOSの再インストールをして、コンピューターを修復されてみてください。
また例として、UNIXのOSの故障したPCからデータを復旧する方法については、こちらの解説ページにて。
あるいはSSDやHDDを一時的に別のパソコンに移し変えて、そちらのOSからデータを開く手法も便利です。
そして、SSDやハードディスクの中身のフォルダーにある必要なデータをコピーして、
外付けハードディスクなどのデータ記憶装置に保存をされてみてください。
故障したパーツを交換してPC本体を起動し直す
次に、BSD(バークレーソフトウェアディストリビューション)のOSをインストールしているパソコンで、
内部のパーツが故障した時に修理をして起動とデータの読み込みをし直す際の方法について。
まず、マザーボードから鳴るビープ音の種類や画面に表示されているメッセージによって、
どのパーツが故障しているかを、ある程度まで判別することができます。
(音の鳴り方やメッセージは、マザーボードの製品やOSの種類によってある程度 異なります。)
パソコンのふたを開けて、メモリやCPU、グラフィックボードなどの壊れた部品を取り外して、
新しいパーツの製品に交換することで、また以前と同じように使用を続けることができます。
ですが、SSDやハードディスクの方が故障していると、一般の個人では読み込みがほぼ不可能なため、
専門のサービスで内部のデータを開き直してもらう必要が出てきます。
ほか、エーワンデータ・リカバリーサービス 様での、初めての方へ の解説も参考までに。
また外付けHDDやポータブルSSDが破損した場合も同様で、自力でのストレージの分解はお控えください。
UNIXのOSに対応したデータ復旧業者に依頼をする
また電源ユニットや電源ボタン、マザーボードが破損していた場合は、ビープ音が鳴らなかったり、
不具合の警告文も表示されず画面が映らないことが多いため、故障の箇所が判別しにくいケースもあります。
その際には、パソコン修理のサポートセンターで直してもらう方法もあります。
一方で、UNIX系のマシンからのデータの取り出しをしてもらう際には、
UNIXのオペレーティングシステムを受付されているサービスへの注文が必要です。
大手のデータ復旧サービスの業者でしたら、BSD・UNIXのOSを使ったパソコンからの、
内部ファイルの救出の依頼を請け負われている事業が多いです。







