スマートフォン(多機能型携帯電話)に設置された、液晶のディスプレイをタップして画面を開く際に、
ロック(lock)の機能を掛けてデータの保護を施して、モバイル端末のセキュリティを向上するには、
どのような手順で実行すればいい?という疑問について。
目次
スマートフォンに閲覧のセキュリティを掛けてデータを保護
まず、たとえばSony EricssonのXperia(エクスペリア)やAppleのiPhone(アイフォン)といった、
多機能型携帯電話のスマートフォンは、ノートパソコンの小型版といえるくらいに、
数多くの便利な機能を使用できて、大変人気があります。
ですが使い道が多い一方、電話帳や個人情報、また家族・知人の氏名や、
メールアドレス、住所なども記載するため、やはりプライバシー的な問題も浮上しがちです。
アクシデントに遭ってしまう可能性をある程度防ぐための、データを保護する対策の方法に、
スマートフォンを開く時のホーム画面(メインのメニュー)にパスワードやPINでロックをかけて、
自分以外は中身の閲覧ができないようにセキュリティを設定することもできます。
また、もしiPhoneといったスマートフォンに深刻なトラブルが発生して開けなくなった時は、
モバイルコンピューターの修理サービスにて、見てもらわれることもおすすめします。
画面にロックを掛けるパスワードの設定を実行するには?
まずは基本として、Windowsのパソコンのユーザーアカウント認証と同じように、
iPhoneやXperiaなどのスマートフォンの画面を開く時にパスワード入力の手順を追加する設定が、
多機能型携帯電話のデータの保護といった、防犯対策としても使えます。
数多く発売されているスマートフォンのiPhoneやXperiaといった各メーカー製品の種類や、
AppleのiOS(アイオーエス)とGoogleのAndroid(アンドロイド)、MicrosoftのWindows(ウィンドウズ)、
といったオペレーティングシステムの違いによって、画面のロックやパスワードの設定の方法は異なります。
たとえば、NTTドコモ(docomo)から販売されている、
Xperiaなどの端末にインストールされたAndroidで、ロックを設定する方法について。
まず、画面の右下にあるボタンを押して、「設定」をタップしてします。
次に、鍵マークの「現在情報とセキュリティ」をタップします。
画面ロックの設定⇒パスワードの画面で、半角英数字のパスワードを2回入力してOKを押します。
これで、スマートフォンのデータを保護するセキュリティの設定の一つが完了します。
パスワードをメモしてから入力して動作を確認する
次に、一度スマートフォンの画面に表示される電源キーを押して、スリープモードにします。
そして、もう一度電源キーを押します。
ロックをスライドすると、次にロック解除のためのパスワードの入力画面が表示されます。
そこでパスワードを入力してから、画面が開けるかどうかを確認します。
また英数字の番号は、忘れないようにメモを取りましょう。
ほか、外付けHDDのフォルダーの暗号化/複合化によるロックという疑問については、こちらのページにて。
また、スマートフォンに差し込みをしたSDメモリーカードにあるフォルダーが開けなくなったり、
間違えて保存していたファイルを削除してしまった時は、
プロのデータ復元のサービスセンターで、修復をしてもらうことができます。
Androidでモニターのロックの設定を無効にするには?
次に、スマートフォンのAndroidでロックの設定を無効にするには、
画面をロックする設定をもう一度開いて、「なし」をタップして無効にします。
また、iPhoneやiPadでSIM PINを使う方法など、スマートフォンやタブレット端末によっては、
パスワードのほかに、SIMカードロック設定でPINコードの入力を設定したり、
指の軌跡を線で表示するパターンロックを設定して、データを保護することもできます。
スマートフォンを紛失してしまった時の対処は?
スマートフォンはさまざまなツールを手軽に使えて、カメラ機能やメール、インターネット接続、
アプリケーションソフトウェアのインストール、ファイルの送受信といったことが可能です。
一方、アイフォンやエクスペリアといった多機能型携帯電話をよく使う分、
液晶モニターの画面を開くたびにパスワードやパターンを入力するのもわりと面倒な点もあります。
自宅などの安全な所で頻繁にスマートフォンを使う場合は設定を解除しておいて、
外出したり長時間使わない時に、データの保護のためにロックの機能をかけるようにすると良いでしょう。
もしもスマートフォンを紛失してしまった場合は、
すぐに契約している電話会社のインフォメーションセンターに電話をして、
通話やインターネットの回線を一時的に休止してもらいましょう。
後でモバイル端末が見つかったけれど回路が故障してしまっていた、という場合は、
壊れたスマートフォンをモバイル端末の修理サービスに出して直してもらったり、
破損したSDメモリーカードをデータ復旧サービスに出して、リカバリーしてもらうことをおすすめします。