MBR(マスターブートレコード)を修復するには?

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ハードディスクドライブのセクタのMBR(Master Boot Record/マスターブートレコード)が破損して、データファイルやパソコンのオペレーティングシステムが読み取れない時に、HDDへのアクセスを修復する手順について解説しています。




当サイトでは、ハードディスクドライブやSSDの内部ファイルの救出、外部接続のPCの機材やシステムを復元する方法、コンピューターの製品が壊れた時の原因と修復をする手順といったリカバリーによるトラブル解決について、詳細を解説しています。

また、読み込めない電子機器からの補助記憶装置の取り出しによるレスキューのサポートを行ってもらえるデータ復旧サービスセンターも紹介しています。


DIGITAL DATA RECOVERY 5



MBR(マスターブートレコード)を修復するには?

ハードディスクドライブの先頭セクタである領域:Master Boot Record(MBR・マスターブートレコード)
はOS起動に必要なパーティションなどが格納されているため、
これがシステム障害で破損するとOS画面が開かなくなります。

容量は500バイトほどの微小なファイルですが、最初の読み込みに必要である
重要な部分ですので、もし破損してしまうと動かなくなってしまいます。

しかしこの障害はWindowsのOSのCD-ROM(シーディー・ロム)から
回復コンソールを起動させることで修復させる方法が使えます。

まず起動ディスクを挿入して回復コンソールを起動し、[fixmbr]と入力して、
Enterキー(エンターキー)を押す⇒「新しいMBRを書き込みますか?」の項目で
Yキーを押して、もう一度Enterキーを押して、ブートレコードを新しく作り直すことができます。



bootmgrの破損

例えば、DELL(デル)のパソコンが壊れてしまい、電源は入るものの『Windowsブートマネージャー』と
『Windowsエラー回復処理』の画面を行ったり来たりして、Windowsが起動してくれない、という場合、

ウィンドウズを起動するためのデータが保存された『bootmgr』(マスターブートレコード)
というファイルが破損しているおそれがあります。

Windows起動ディスクの使用

ハードディスクの装置

[TESTDISK]のソフトウェアで操作をして修復するか、「システム修復ディスク」があれば
DVDドライブのトレーに差し込みして、コマンドプロンプトの画面にて回復、または
「Windows起動ディスク」を挿入してコンピューターの修復作業を行ってみるなどの方法があります。

しかしこの修復作業は途中に表示される警告メッセージにもあるように、HDDのパーティションに
アクセスできなくなる可能性がありますので、データのバックアップをとってあり、なおかつ
代わりのハードディスクを用意できる状態である時での、非常手段として使われるようにしましょう。

基本的に、このタイプの深刻な破損の修復はプロのPC修理サービス店舗の方で
ベテランのスタッフに行ってもらった方が安全、かつ確実です。





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