Appleから発売されている、モバイル・コンピューターのiPadやiPhone、またiPodで、
電源スイッチを押してからオペレーティングシステムを起動した後に、
「Not Enough Storage」（ノット・イナフ・ストレージ）とメッセージが表示されることがあります。
この場合には、どのような方法で問題からの復旧をすればいい？という疑問について。
目次
Not Enough Storageと何度も表示されるエラーが出たら？
まずこちらの状態は、バックアップ用のオンラインストレージである、
iCloud（アイクラウド）を使っていて、最大容量がデータでいっぱいに埋まると、
「Not Enough Storage」のメッセージが表示される仕組みです。
もしシステムのエラーで、何度も同じメッセージが表示されてしまう場合は、
ひとまずCloseやSettingsをタッチして、どちらをタップしても動かない時は、
メインスイッチで長押しして、OSの強制終了を試してみてください。
しかし、それでも電源が切れない場合には、別の方法で解除を試みるか、
モバイル端末のサポートの企業にて、問題を解決してもらうのが、確実な対処の方法です。
iCloud Drive（アイクラウド・ドライブ）のデータを整理
次に、「ストレージの購入」でiCloud Drive（アイクラウド・ドライブ）の最大容量を増やすか、
設定⇒「ストレージとバックアップ」（もしくはパソコン）で、データの整理をしてみてください。
またiCloudの設定をオフにして解除すると、「Not Enough Storage」の表示はなくなります。
iPadないしiPhone、またはiPodの内蔵フラッシュメモリーの容量の方も全部埋まっていたら、
いらないファイルを削除するか、別の補助記録装置に移行して整理をしてください。
一時的に別のパソコンやモバイル端末を使う際のクラウドの活用
また、アイフォンやアイパッドの回路が故障してしまい使用できなくなり、
修理サポートに出している間に、一時的に別のパソコンやモバイル端末の方で、
同じデータを移行して使用する際にも、iCloudといったクラウドサービスが活用できます。
ほか、iPhoneのキーボードで文字入力ができない時に修復するには？という疑問については、こちらのページにて。
また、iPadやiPhoneからパソコンやSDカード、外付けHDDに移し変えをした必要なファイルを、
誤った削除や初期化などで消去した際に復元をしたり、回路が破損した時に取り出しをする時には、プロのデータリカバリーのサービスにて、復旧の作業を行ってもらうこともできます。
スマートフォンの機種変更の際にバックアップからデータを引き継ぐ
次に、スマートフォンを電話会社で契約して使用していくと、
数年に一回くらいの割合で、新しい機種に変更する機会もあります。
また携帯電話やタブレットPCの新しい機種を購入した後、
それまでに使っていた古い本体の方は、新しい機種よりも性能が低く、
機能が充実していなかったり、故障といった理由で使わなくなることも多いです。
その際にも今までに使っていたデータを、iCloudなどのサービスを用いて、
インターネットからサインインする形で、データを引き継ぐ使い方もあります。
例として、アイフォンのスマートフォンをお使いの際には、パソコンへのバックアップのほか、
Apple社のiCloudに登録してからバックアップを送信して、機種変更をした後の、
新しいiPhoneや他の端末にデータを一部保存して再度使う、といった使い方も良いでしょう。
追加でストレージの最大容量を購入して使う
次に、iCloudでの最大容量の分のデータがすぐ埋まってしまい、
頻繁に「Not Enough Storage」と表示される時は、
追加で新しくストレージの容量を購入することで、スペースに余裕を持たせることができます。
ほか例として、情報科学屋さんを目指す人のメモ 様での、
iPhone「Not Enough Storage」エラーの意味と止める方法 の解説も参考までに。
また、壊れたiPadやiPhoneを直してもらう際に、内部のデータを残しておきたい時は、
ストレージの初期化をせずに故障の修理をしてもらうことができる、専門のサービスもあります。
外付けのカードリーダーで外部のメモリーカードにファイルを保存する
また、モバイル端末のiOSといったシステムに問題が出て正常に動かなくなってきた時に、
iCloudにコンピューターの内部の大量のデータを、一気にバックアップで転送したら、
あっという間に最大容量が埋まって、「Not Enough Storage」と表示される場合もあります。
その際には、アイパッドやアイフォンに対応された外付けのカードリーダーを用いて、
SDメモリーカードやUSBメモリーにファイルのバックアップを保存する、といった方法もあります。
iPadやiPhone、iPodの修理をしてもらう
次に、iPhoneのスマートフォンやiPadのタブレット端末、iPodのオーディオプレーヤーなど、
値段の高いモバイル機器の場合、あまり大きく破損していたりひどい傷が付いていなければ、
中古の電気製品の取り扱いのショップに売却する、という方法もあります。
また壊れていたと思っても、まだ簡単な修理をすれば直ることもあります。
できればもっと使いたかった、という場合には一度、
モバイル端末の修理サービスに出して、修復の措置をしてもらってみてください。
また、廃棄処分の前にバックアップしていなかった内部のファイルを回収しておきたい、という際には、
モバイル端末に対応されたデータ復旧のサービスで、取り出しをしてもらわれることをおすすめします。
