ノートパソコンにディスプレイコネクタ用の接続ポートが付いていれば、
デスクトップパソコン用の液晶モニターを変換コネクタ(コード)で接続して、
大型の液晶モニターで画面を表示できる方法をご存じでしょうか?
例えばお手持ちのノートパソコンを使って自宅や会社内で作業をする時に
本体のモニターよりも大きな画面で見ながら便利かつ効率的に作業をしたい場合や、
ノートパソコン本体のモニターが割れてヒビが入ったり液晶パネルの部分が
壊れてまともに映らなくなった場合に、臨時として使うこともできます。
今のノートPC製品の多くには、ケース左側の側面部分にディスプレイケーブルを
差し込むためのアナログ接続端子用の差込口が付いています。
ディスプレイコネクタの接続
まず、お使いのデスクトップ用液晶モニターで使っているディスプレイケーブルの
コネクタの形状をお確かめください。
一般に使われている青く小さめのアナログ端子であれば、そのままノートパソコンの接続ポートに
差し込んで起動すると、マシン本体のモニターのかわりにつなげたディスプレイに起動画面が表示されます。
もしノートパソコン本体のモニターの画面が表示されるままの時は、スタート⇒コントロールパネル
⇒デスクトップのカスタマイズ⇒「外部ディスプレイへの接続」で「検出」アイコンを押すか、
すでにモニターがデバイスで認識されていたらメイン画面の変更と適用を行ってください。
また例として、EIZO 様での、ノートPCの可能性を広げる外付け液晶ディスプレイの解説も参考までに。
お使いのモニターが最近発売された大型のデジタル式製品の場合、
コネクタの形状が「シングルリンク」か「デュアルリンク」で違う場合があります。
その場合は、付属で付いているアナログ端子との変換プラグを使ってデジタル接続をしてください。
もしそれもノートパソコンに合わなかったり、もしくはなくしてしまった場合は
電気店で形状の合ったアナログ変換コードかアナログ変換アダプターを購入してください。
また、「外部ディスプレイへの接続」メニューでデスクトップモニターの画面の
解像度が合わなかったら、合っている数値に変更して設定してください。
30インチ(2560dpi×1600dpi)など特に大きな液晶モニターの場合、
パソコン本体のOSやグラフィックボードが古いものであると十分に画面が
きれいに反映して映らないこともありますのでご注意ください。
ノートパソコン本体の画面が故障して映らなくなったため一時的に使う場合は、
なるべく長時間は使い続けずできるだけ早く本体を一度、パソコン修理サービスに
出して見てもらわれることもお薦めします。