間違って同名ファイルを上書きしてしまったり、「ごみ箱を空にする」で必要だったファイルまで
削除してしまった場合、また突然データやディレクトリが壊れてしまった場合、そんなアクシデントの
発生時にデータを元に戻すために、Windows Vista OSのUltimate/Business/Enterpriseバージョンでは
「以前のバージョンの復元」という修復の機能があります。
ウィンドウズビスタの上記バージョンでは、シャドウコピーというデータバックアップの機能が搭載されています。
ファイル・フォルダーに変更があった場合に自動的にバックアップ用データが作成される便利なツールです。
まずはファイルが保存されていたフォルダを開いて右クリックをします。
すると、以前のバージョンの復元という項目が表示されますので、
こちらを選択してDataのプロパティの画面を開きます。
また、Windows7のシャドウコピー設定で復元という疑問については、こちらのページにて。
[以前のバージョン]タブを選択すると、過去のフォルダーの内部の状態一覧が表示されます。
それぞれのフォルダーを確認し、復旧したいファイルが見つかりましたら、
『復元』を押すかコピーをして、失ったファイルを取り戻すことができます。
ほか、大塚商会 様での、[Windows Server] 共有フォルダのシャドウコピーを構成する方法 の解説も参考までに。
なお他のWindowsのバージョンにはこの機能がありませんので、その際にはウィンドウズビスタの
パソコンに、データ復元ソフトウェアやリカバリーサービスセンターの方を利用されることをお薦めします。