NASに内蔵されたHDDのデータを復旧するには?

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NAS(ネットワークアタッチストレージ)に内蔵されたハードディスクに保存していたデータを、間違えて削除した時に後から復元したり、装置が故障してHDDのファイルやフォルダーが読み込めなくなった時に、ネットワークドライブから拡張子を復旧する方法についての解説ページです。




当サイトでは、ハードディスクドライブやSSDの内部ファイルの救出、外部接続のPCの機材やシステムを復元する方法、コンピューターの製品が壊れた時の原因と修復をする手順といったリカバリーによるトラブル解決について、詳細を解説しています。

また、読み込めない電子機器からの補助記憶装置の取り出しによるレスキューのサポートを行ってもらえる、データ復旧サービスセンターも紹介しています。




DIGITAL DATA RECOVERY 4



NASに内蔵されたHDDのデータを復旧するには?

インターネットに直接接続してデータを記録する、LAN端子を備えたハードディスクのような記憶媒体の、
NAS(Network Attached Storage)を使っているうちに、NASに内蔵されたHDDから、
装置の回路が故障してファイルやフォルダーが読み込めなくなったり、間違えて拡張子を削除して、
必要なデータを失ってしまった時には、どうすれば復旧することができる?という疑問について。

NASが故障した時のための安全対策とは?

まず、外付け媒体として優秀なNAS(ネットワークアタッチストレージ)も、
他の外付けのデータ保存媒体やパソコン内部のハードディスクと同様、
誤った削除の操作やコンピューターウィルスなどの論理障害で、
保存されたファイルやフォルダーが消えてしまうトラブルも出てしまいます。

事前のバックアップ(BACKUP)やデータ保全対策システムを使えば、
いざという時に消えてしまった今までのデータの回収と書き写しが可能です。

そのため、なるべく定期的に予備のデータの作成による保存を行うようにされてみてください。

控えのデータがなかった場合でも、まだHDDから専用のツールで拡張子を読み出しするか、
または専門のサービスの方でNASを見てもらって、内部のファイルやフォルダーの復旧ができる可能性もあります。



ネットワークアタッチストレージのケースが破損したら?

NASのHDD

次に、アイ・オー・データ(I-O DATA)のNASである「LANDISK」(ランディスク)や
バッファロー(BUFFALO)の「LinkStation」(リンクステーション)、「TeraStation」(テラステーション)、
玄人志向の「玄箱」といったネットワークストレージの製品には、ハードディスクドライブが内蔵されています。

NAS(ナス)に搭載されているストレージは、外側のケースが破損して開けなくなっただけでしたら、
まだHDD自体は無事である可能性も高いです。

カバーを開けて内蔵されたストレージを取り出しする

次に、NETGEAR(ネットギア)のReadyNASやCENTURY(センチュリー)のシンプルNAS BOX PLUS、
シャトルのShuttle NAS、Synology(シノロジー)のDiskStationといったケースのカバーを開けます。

そして、筐体に内蔵されたストレージを取り出して、
パソコンに取り付けをして、HDDの読み込みとデータの復旧の措置を試みることもできます。

(RAIDのディスクアレイで使用されているハードディスクは、読み込みが一段と難しくなります。)

たとえば、BUFFALO製のNASからのデータ救出をする方法につきましてはこちらのページにて。

ハードディスクやSSDのシステムドライブに残っているデータがまだ必要な時に、
うっかりハードウェアから取り出す、または取り外してもらうのを忘れないようにご注意ください。

RAIDの機能を使用している場合や、ふたが固くて取り出しにくいNASの本体の製品の場合は、
一般の個人では難しくなるため、プロのデータ復元のサービスセンターに注文をして、
内蔵されたハードディスクドライブから、ファイルの復旧をしてもらわれることも推奨します。


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ネットワークドライブのHDDを取り外したら?

次に、またQNAP(キューナップ)のTurboNASやFFF SMART LIFE CONNECTEDのネットワークHDDケースといった、
ネットワークドライブから取り外したハードディスクは、
RAIDのディスクアレイとして運用されているものが多く、またパソコン本体ではない外部接続機器です。

なおかつ仮想化された領域のような媒体のため、OS搭載の多くの回復オプションでは、
HDDから間違えて削除したり破損したデータファイルなどを元に戻すことができません。

ファイルシステムのフォーマットが異なるため、エクスプローラーなどの機能では、
ローカルディスクとしてはハードディスクの読み込みができない場合があります。

また、NASから消去したデータファイルを復元するには?という疑問については、こちらのページにて。

UbuntuといったLinuxディストリビューションのOSでは、一部のフォーマットが例外的に開けることもあります。

ファイルやフォルダーにアクセスできない時に読み込むには

また、一般の個人ではそのまますぐにはNASのファイルやフォルダーにアクセスできないことが多いです。

例として、Shuttle(シャトル)製のデジタルサイネージ(digital signage)といった機材で使用するHDDも、
フォーマットがWindowsやmacOSに対応されていないと、そのままファイルを読み取ることができません。

例えば「復旧天使」などの、一部の市販の特殊なデータ復元ソフトでしたら、
XFSといったファイルシステムのハードディスクを、パソコン上で読み込んで使用することもできます。

ほか例として、LIVEDATA 様での、NASのデータ復旧|Buffalo、Synology、QNAP等全メーカー対応 の解説も参考までに。

ですが、複雑なディスクアレイを組んでいた場合は読み込みができない可能性が高いので、
専門のサービスに出して、検査をしてもらわれる方が確実です。

ボリュームに保存されたデータを開いて復旧するには?

次に、Windows(ウィンドウズ)のコントロールパネルから「ディスクの管理」を開いて、
ボリュームのファイルシステムが、特殊なソフトウェアを用いてディレクトリの内部にアクセスできて、
またRAIDとして使用していない場合でしたら、パソコンから内部のデータを開ける見込みもあります。

ですが、なるべくはプロのデータリカバリーサービスに提出をして、
ボリュームからの必要な拡張子のサルベージの作業をしてもらう方が確実です。

また、もしもミラーリングなどでのデータの保護対策をしていなかった時には、ファイルが消失してしまった、
または故障してしまったNASの本体をデータ復旧センターへ預けて、回収してもらうこともおすすめします。





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損失したデータの救出についての解説

「データ復旧」とは、デスクトップPCのWindowsのエクスプローラーやmacOSのFinderから消えたファイルを復元したり、
またノートパソコンの内部からの救出、外部のハードディスク・SSDの読み込みの復活やサーバーの復帰、USBメモリからの回収、RAIDからのリカバリー、
あるいはLinkStationやTeraStation、LANDISKなどのNASが故障した時のレスキュー、といった対処方法を指します。

ファイルを保存するためのストレージに書き込みしていた拡張子やフォルダーを、誤って消してしまったり、
中身の部品や周辺機器が故障してデバイスドライバから読み込みができず開けない時に、回復用のシステムなどを使って修復を実行、
または専用の機器を分解してから取り出して、移し変えて救出をしてもらうサービスセンターと、そちらでのサルベージの作業にあたります。

ハードディスクドライブなどの部品といった、損壊したボリュームからデータファイルを抽出する際には、
先にコンピューターまたは周辺機器のハードウェアの、初期の検査による機材の状態の分析で見てもらえます。


データ復旧ポート:PC・HDDのファイルの復元・修復方法
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