動かないPCのパーツを予備で別のパソコンの修理に使う方法

パソコンの本体が故障する原因は、まず筐体に搭載された補助記憶装置(Computer data storage)の、
ハードディスクドライブに「ヘッド吸着」などの物理的な回路の破損がいずれ発生して、
システムがパーツの故障でまともに起動できずに、コンピューターが動かない状態になるケースが多いです。

他にも、メインメモリが壊れたり、マザーボードや電源ユニットもよく故障することは多く、
またCPUファンの止め具が割れてCPUが冷却できなくなる、という場合もあります。

こういったPCパーツを、予備の製品に交換して修理するにはどのように対処をすればいい?という疑問について。

パーツを予備として取っておく運用の仕方とは?

まず、どこかのパーツが老朽化や破損で壊れて動かなくなった時は、
パソコンの場合ならPCケースのネジを外してカバーを空けて、新しい部品に自分で交換するか、
もしくはメーカー先か私設のPC修理サービスに出して、換装してもらえます。

一方、新しいパソコン本体を買って、もう古い方のマシンは使わない場合なら、
まだ壊れていない部品を予備のパーツとして取っておいて、もしもの時のために保管しておく活用法もあります。



HDDやメモリを別のパソコンに増設する活用方法とは?

次に、パソコンのマザーボード(メインボード)は、少し取り外しが難しいパーツなのですが、
各種の部品の中でも、ハードディスクドライブやSSD、そしてメインメモリは、取り外すのが非常に簡単です。

どちらも壊れてさえいなければ、新しいPCのケース内部のドライブベイやメモリのコネクタに、
「増設」という形で設置して、再活用することもできます。

また、ドスパラパソコン修理店といった各店舗で、交換作業を行ってもらうこともできます。

(HDDは、パソコンケースに予備の空き部分のベイがなかったら新しく内蔵するのが難しく、
 メモリはすでに中に数枚取り付けてあってスペースが埋まっていたら、増設ではなく交換が必要です。)

古いパソコンの部品の一部を新しいPCに付け替えるには?

また、もし新品のパソコンの一つの部品が故障した時には、古い方のPC本体の部品を付け替えれば、
読み込み速度や空き容量などの性能が落ちやすいものの、修理ができます。

もちろん、液晶モニターやマウス、キーボード、無線LANカード、ルーターなどの外部の機器だけが壊れた場合なら、
そちらの機器だけ修理に出すか新品を買い直して付け替えれば、コンピューターを元通り動かせます。

または、性能のいい部品やサプライの製品なら、中古パーツの買取店で売却して、引き取ってもらえる可能性もあります。

壊れて使えなくなった部品の方は、廃棄処分のサービスに出して引き取ってもらいましょう。

また、BTOパソコンに故障やパーツ不良が起きた時に修理するには?という疑問については、こちらのページにて。

また自作やBTOのパソコンも、メーカー製のマシンと同じく、
私設のPC修理サービスの方で、故障を直してもらうことができます。

一方で、ハードディスクドライブやSSDの方が故障してしまい、バックアップした分もなかった、
という際には、専門業者のデータ救出のサービスにて、ファイルを取り出しをしてもらうことができます。



動かないモバイルコンピューターを分解する場合は?

次に、小型のネットブックや薄型ノートパソコンなど、モバイルコンピューターをはじめとする小型の機器が、
強打や水没などの原因で動かない状態になってしまった場合に、修理はできる?という疑問について。

まず、デスクトップパソコンのように自分で分解しやすいコンピューターと違って、
一部のパーツのみ分解するのは一般の個人では難しくなります。

ですが、例えばその次に同じメーカーで同じようなモバイル製品を引き続き使う場合、
バッテリーやメモリーカードなら予備パーツとして使えます。

なので、携帯電話やスマートフォンの本体から取り外して、どこかに取っておくことをお奨めします。

iPad(アイパッド)などのタブレットPCが動かない場合は、コンピューターの構造上、
あまり自分で再活用できる部品がないので、故障で動かなくなった時の再活用の手法はあまりなくなります。

そのため、保証サービス期間が残っていたらそちらを使って修理してもらうか、新品交換をしてもらいましょう。

保証期間が切れている時は、私設の修理サポート店で、スピード診断と修理の作業を行ってもらう方法もあります。

パソコン修理サービスセンターで修復の注文をする

次に、パソコンの本体といったコンピューターの重要な部品が故障(Breakdown)した際に、
パーツの交換が難しそう、また自身ではシステムの修復が難しそう、という場合の対処法について。

まず、コンピューターに詳しい知人に、換装といった修理の作業をしてもらう方法もあります。

別のPCの筐体の内部に残っている、壊れていない予備の取っておいたパーツを再活用して、
知人に渡して、動かなくなったパソコンから破損した部品の交換をして修理してもらうのも良いでしょう。

他には、やはりメーカーのカスタマサポートに提出して見てもらう方法が有効です。

また、上記と同じく私設で営業されているコンピューターの修理サービスセンターなら、
それぞれの修理に対応されている製品の、各種のパーツが用意されています。

即日のスピード検査のコースでしたら、PCを提出してからすぐに見てもらえます。

当日~数日以内に、液晶パネルなどの壊れた部品を交換して修理してもらえる店舗も多いです。

先にハードディスクやSSDから必要なデータファイルをサルベージしておきたい、という場合には、
プロのデータリカバリーサービスに注文をして、復元の作業をしてもらうこともおすすめします。