電源が止まってデータを喪失するのを防ぐ対策

当ページ内のリンクには広告が含まれます。
パソコンの電源(パワー・サプライ)が停電などで止まって、PCのハードディスクやソリッドステートドライブに保存されたファイルが消えてしまったり、デスクトップが閉じて作りかけのデータが破損してしまうトラブルを防ぐ対策についての解説ページです。




当サイトでは、ハードディスクドライブやSSDの内部ファイルの救出、外部接続のPCの機材やシステムを復元する方法、コンピューターの製品が壊れた時の原因と修復をする手順といったリカバリーによるトラブル解決について、詳細を解説しています。

また、読み込めない電子機器からの補助記憶装置の取り出しによるレスキューのサポートを行ってもらえるデータ復旧サービスセンターも紹介しています。


DIGITAL DATA RECOVERY



電源が止まってデータを喪失するのを防ぐ対策

デスクトップ型パソコンやRAID、NAS、サーバー、レコーダーといった
据置型のハードウェア製品の多くは電源コンセントから電力を供給して稼働する分、
急に電力が遮断されるトラブルに弱い難点もあります。

電力の供給が遮断して機材が故障するトラブルの例

電力供給遮断のトラブルの例としまして、電源ケーブルをうっかり引っ張って
コネクタから抜けてしまう、間違えて電源スイッチをオフにしてしまう、
専用の機器を稼働させたまま動かしたら止まってしまった、
停電で電力の供給が止まったり、落雷で機材がショートした、などの状況があります。

内蔵バッテリーが搭載されていて電源コンセント・アダプターがなくても起動を継続できる
ノートパソコンなどの機器は電源コードを差して充電中に使っている時に
急に電源が途絶えてもまだ電池に残った電気分だけしばらく継続して使い続けることもできます。

ですがバッテリーが搭載されていない、予備電源が用意されていない機材は
電力が瞬間的に途絶えただけでもそのまま稼働が止まってしまいます。

また、機材そのものが壊れずに済んでも、作成中だったファイルや
起動中だったアプリケーションソフトが破損したり、
上書き保存前に消えてしまい読み出せなくなるトラブルもよく起こります。

保存済みだったファイルが消えてしまったり壊れてしまった場合には、
専門業者のデータ復旧サービスセンターにて修復してもらうこともおすすめします。







ハードディスクドライブが破損してデータを開けなくなるケースとは?

次に、電子機器の中でもデスクトップPCやサーバー、外付けHDD、ネットワークドライブといった
「ハードディスクドライブ」を使用している機器が急に止まると危険です。

HDDは機材の起動中にスピンドル・モーターが常時回転して
プラッタ(円盤)にデータが読み書きされています。

メモリーカードの場合はある程度丈夫で壊れにくいのですが、ハードディスクは
コンピューターの中でも最もデリケートな精密機器であるため、正しい手順でのシャットダウン以外で
電源が突然止まるとハードディスクが故障して、データを開けなくなってしまうおそれがあります。

HDDを二重化してデータを保存するRAIDシステムも落雷や停電によって二台同時に破損する可能性もあり、
上書き保存前のデータ喪失には弱い、という短所もあります。

もし、ハードディスクといったストレージやRAIDといったシステムが破損して、データが開けなくなった時は、
デジタルデータリカバリー様といった、プロのデータ修復のサービスにて、
ファイルの復旧をしてもらわれることを推奨します。


DIGITAL DATA RECOVERY 6
デジタルデータリカバリー


停電や断線への対策

電源ユニット

これらのアクシデントを防止するには「UPS」(無停電電源装置)を
室内に設置して、緊急時の予備バッテリーとして備えておくと安全です。

また落雷や漏電のガード機能が備わった電源コンセント]などの
雷サージ対応製品を購入して使用することも予防策です。

電源コンセントとコードの配置

普段使わない時には電源コンセントを抜いておくと機材としての寿命も
若干長持ちして、落雷による破損の心配も減らせます。

電源コードは引っかけないように、隅の方に寄せておくとある程度、
うっかりケーブルを引っ張ってしまうミスを防ぐことができます。

(それでも、ハードウェアの起動中に家族や社員の誰かが
 ルーム内の掃除をしている時には念のため気を付けるように伝えてください。)

例として、Canon 様で解説されている、企業のデータ喪失が起こる5つの理由 も参考までに。

もしパソコン本体が落雷や停電、急な断線といった衝撃で故障してしまった時は、
プロのPC修理サービスに問い合わせて、なるべく安全に直してもらわれることを推奨します。

データのバックアップや定期的な上書き保存を行う

電源コード

また、LinkStation(リンクステーション)のように、ACアダプターのケーブルが抜けやすい機材には、
引っ張られて外れるのを防ぐための「フック」が付いている物もあります。

そして、外付けハードウェアやDVD-R/RWなどの記録媒体に
定期的に大事なデータのバックアップを必ず行っておきましょう。

電源コードから抜いて安全な場所に保管しておけば、
そうそうのトラブルでデータを喪失するトラブルはほとんど回避できます。

作成中のファイルの上書き保存をこまめに行う習慣をつけておきましょう。

電源が落ちて破損したデータを復旧するには?

しかしそれでも、何かの予期せぬトラブルで機材が故障したり
ファイルやフォルダーを喪失するアクシデントはある程度の確率で起こりえます。

その際には、専門で行われているデータ復旧サポートの事業社に
電話かメールをして、喪失したファイルを復活できるかどうか、問い合わせをされてみてください。

急に電源が閉じて破損した拡張子を修復してもらったり、壊れたHDDを分解して内部データを
抽出して復元してもらう作業をコンピューターの初期診断の後で注文できます。





タイトルとURLをコピーしました