USB延長ケーブルでパソコンに接続できない時の復旧

パソコンをはじめとするコンピューターの、USBポートに接続して使用する、
キーボードやマウス、メモリーカードリーダーライタ(memorycard reader/writer)といった機器を、
USB延長ケーブル(Extension Cable)でコードを拡張して使う際に、デバイスが正しく認識しない時には、
どうすれば対象のハードウェアの読み込みを復旧することができる?という疑問について。

USBの延長ケーブルがパソコンで反応しない原因とは?

まず、デスクトップパソコンのキーボードやマウス、ペンタブレットなどの、
USBケーブルで接続する周辺機器のコードが短くて設置しづらい、という場合は、
別売の『USB延長ケーブル』を使ってコードの長さを拡張できます。

ですが、デバイスが認識しない時は、USB延長ケーブルが正しく接続できていない可能性があります。

また、最初の一回目にパソコンに接続した時は、たまたま反応しない場合もあります。

一度電源をシャットダウンして再度PCを起動してから、今度は別のUSBポートで接続されてみてください。

もし、PC本体のOSの方に深刻な問題があって正常に動かないと見られる時は、
コンピューター関連の修理サービスにて、復旧をしてもらうこともできます。



外部のデバイスが認識しない時に復旧するには?

次に、この写真のように、接続の際には周辺機器と延長ケーブルの先端のUSBコネクタとを、
電源コンセントの延長コードのようにつなぎ合わせて長さを延ばします。

USBハブをお使いの場合は、試しに使用していない方のUSBポートに差し込みすると、
そちらでは、パソコンなどに正しくデバイスが接続できる可能性もあります。

また、Windowsのコントロールパネルにあるデバイスマネージャーで、
リムーバブルディスク(Removable disk)といった、対象のハードウェアの項目に、
エラーのマークが入っていて認識しない状態の時は、ひとまずそちらを選択します。

そして右クリックでデバイスのアンインストール(削除)をして、USBポートからコネクタを外します。

それからパソコンを再起動して、もう一度接続すると、デバイスの認識が復旧する可能性があります。

主なUSB拡張用コードの製品の一例

次に、例としてサンワサプライ(SANWA SUPPLY)やケーブルマターズ(Cable Matters)といった、
各メーカーから発売されていますUSB延長ケーブルは、多くの電子機器で使用ができます。

キーボードやマウスに限らず、外付けHDDやプリンター、液晶ペンタブレットなど、
デスクトップパソコンやノートパソコンでUSBケーブルを使用するIT機器なら、
ほぼ何でも延長ケーブルやUSBハブを活用して、デバイスをつなげることができます。

その際、間違えて例えばType-Cのコネクタ用の電子機器に使用する際に、
コネクタの形状が違うType-AやType-Bのコードを、間違えて購入されたりしないようにご注意ください。

ほか、Mac OS XでUSB機器が認識しない時の修復の方法については、こちらのページにて。

また、プロのパソコン修理のサービスに問い合わせて、USB拡張用コードから、
デバイスが接続できないトラブルからの修復をしてもらうこともできます。

PC上の操作が鈍くなった時に問題から修復するには?

ですが注意点として、PC上で延長ケーブルを使うと場合によっては、
キーボードやマウスのボタン入力などの指示のスピードが、少し遅れて鈍ったり、
一時的にコンピューターに認識されずに、操作を受け付けなくなってしまう問題が出ることもあります。

機材によっては、直接パソコンにUSBケーブルを接続される方がスムーズに操作しやすくなります。

また、数メートル以上の長いコードを使用される際には、家具やOA機器がケーブルの上に置かれて、
圧迫により傷んで断線してしまわないようにご注意ください。

延長コードが破損した時は、基本的に新品への交換によってそのまま修復ができます。

USBポートの方が損傷して読み込みできない時に復旧するには?

また、複合機(多機能型プリンター)など、一部の大型で複雑な電子機器を、
パソコンにつなげる場合は、専用のデバイスドライバのソフトウェアを先にインストールして、
順番に沿ってUSBポートに差し込みする必要があります。

一方で、外付けHDDやRAIDケース、またはUSBメモリやSDカードといったリムーバブルディスク(Removabledisk)の、
USBポートや電源コードの方が損傷して、ハードディスクやメモリーカードに保存された、
内部の重要なファイルが読み込みできない場合には、
専門事業のデータリカバリーのサービスにて、復旧を行ってもらうこともできます。



故障して接続できない外付けの装置を修理するには?

次に、USB延長ケーブルはBUFFALO(バッファロー)といった大抵の周辺機器には問題なく使えます。

一方で、もしを使ってみて動作が少しおかしくなってパソコンに接続できない時も、一度USBポートから外してください。

コードが絡み合っていたら解いて整理して、パソコンを再起動してからもう一度付け直してみましょう。

ほか、USBケーブルを延長するときの注意点の解説なども参考までに。

一方で、外付けの装置の内部回路やコネクタが故障してしまうと、多くの製品は、
同じ形状の替えのパーツが入手しにくいこともあり、一般の個人では修復が難しくなります。

その際には、メーカーのカスタマーサポートに出して、修理をしてもらうことが確実な対処の方法です。

パソコンの修理サービスで認識できない状態を直してもらう

もしUSBポートやPC内部のどこかの部品が故障してデバイスが認識できない、という場合には、
筐体のふたを開けて、新品か別のパソコン本体の部品と交換をする、
または専門のパソコン修理サービスに、パーツの換装を依頼して直してもらわれることをおすすめします。

ハードディスクドライブやメモリーカードにまだ大事なデータが入っていて取り出ししたい、
という際には、専門事業のデータ復旧サービスに問い合わせて、救出をしてもらわれることをおすすめします。