TeraStationでHDDの破損を回避してデータを保護するには?

当ページ内のリンクには広告が含まれます。
NAS(ネットワークアタッチストレージ)のTeraStation(テラステーション)を用いて、HDDの故障によるデータの損失を回避して、ハードディスクドライブに保存されたファイルやシステムを保護して運用する方法についての解説ページです。




当サイトでは、ハードディスクドライブやSSDの内部ファイルの救出、外部接続のPCの機材やシステムを復元する方法、コンピューターの製品が壊れた時の原因と修復をする手順といったリカバリーによるトラブル解決について、詳細を解説しています。

また、読み込めない電子機器からの補助記憶装置の取り出しによるレスキューのサポートを行ってもらえる、データ復旧サービスセンターも紹介しています。



DIGITAL DATA RECOVERY 4



TeraStationでHDDの破損を回避してデータを保護するには?

NAS(ネットワークアタッチストレージ)の製品であるTeraStation(テラステーション)を使って、
HDDが急に故障してしまうデータの損失を回避して、ハードディスクドライブに保存されているファイルや、
機器のシステムを保護して運用するには、どのように実行すればいい?という疑問について。

ハードディスクの破損によるデータの損失を回避して保護するRAIDとは?

まず、TeraStation(テラステーション)とは、BUFFALOから販売されている1000GB以上(1テラバイト)の、
大容量の外付けLANのハードディスクを搭載した、データ記憶装置の名称を指します。

TeraStationは、容量が大きいだけでなく保存するデータの安全性も高い、
ネットワークを通した仕組みによる、外付けの記憶媒体(インフォメーション・ミディアム)です。

また、メモリの大規模な容量に高速処理ができるCPUなども搭載されています。

さらに、パソコンのデータファイルを自動的に定期でバックアップする機能や、
転送データを保護する「XFS」というジャーナリングファイルシステムという機能があります。

ほか、もしデータ障害が起こった時に、すぐに復旧ができるための『RAID1』(ミラーリング)、
『RAID5』(パリティ付ストライピング)といった、ストレージの保護機能も搭載されています。

こちらは、一台のハードディスクドライブが破損して使用できなくなっても、
まだ別のHDDに同時に書き込まれているデータを検出して、そちらから開くことができる機能です。



TeraStation・LinkStationの製品の一例

ネットワークドライブ

・TeraStation LAN接続HDD TS-H2.0TGL/R5
・NAS TeraStationPRO RAID対応4.0TB TS-H4.0TGL/R5
・テラステーション高速/耐障害RAID対応NAS TS-X6.0TL/R5
・TeraStation Living NAS DLNA対応ホームサーバ2.0TB HS-DH2.0TGL/R5
・LinkStation RAID機能 ネットワーク対応HDD 1TB LS-WH1.0TGL/R1

ゴミ箱に移行したデータを復旧することもできる?

次に、TeraStationやLinkStationには「ゴミ箱」(トラッシュボックス)という機能も備わっています。

もし操作をしている時に、うっかり共有フォルダーなどに保管されている必要なデータを、
誤って削除してしまっても、自動的に作成される「trashbox」のフォルダーを開くと、
データがそちらに移動しています。

そして、そこからファイルを「元に戻す」の操作で復旧して、データの損失を回避できます。

また、BUFFALOTeraStationのごみ箱機能の設定といったサービスも参考までに。

ですが、すでにゴミ箱を空にしていて、ファイルの表示が消えてからだいぶ時間がたっていた場合は、
NASを取り扱われたプロのデータ修復のサービスの方に出して、HDDからの復元の措置を行ってもらうことを推奨します。


DIGITAL DATA RECOVERY 2


物理障害と論理障害によるデータのトラブルの違いとは?

しかし、重度のシステムエラーなどの論理障害でファイルが消えたり、
外部的な強い衝撃や水害、落雷などの物理障害が起きた時は、防ぎ切れないことがあります。

なのでアクシデント対策のための設置環境の整備は、しっかりと施しておかれた方がやはり安全です。

また、RAIDの機能で複数のHDDに、同じファイルを保存して予備を作成することも可能です。

ほか、NASが故障するトラブルが出た時に修理するには?という疑問については、こちらのページにて。

基板といったパーツが故障してしまうと、替えの部品が入手しづらいため、
ネットワークドライブが壊れた時には基本的に、メーカーのカスタマーサポートか、
NASに対応されたコンピューターの修理サービスで修復をしてもらう形です。

テラステーションのHDDをデータ復旧サービスで見てもらう

もし、テラステーションのハードディスク自体が災害の影響などで、
すべて物理的に故障してしまい、RAIDの機能でも中身のファイルが開かない場合や、
システム面でのデータ破損のアクシデントが起こってしまった場合は、ひとまずそれ以上の使用はお控えください。

HDDの大事なデータをリカバリーしたい、という際には、専門のデータ復旧サービスセンターに、
TeraStationを出して、内部ファイルの修復を行ってもらわれることをおすすめします。





タイトルとURLをコピーしました

損失したデータの救出についての解説

「データ復旧」とは、デスクトップPCのWindowsのエクスプローラーやmacOSのFinderから消えたファイルを復元したり、
またノートパソコンの内部からの救出、外部のハードディスク・SSDの読み込みの復活やサーバーの復帰、USBメモリからの回収、RAIDからのリカバリー、
あるいはLinkStationやTeraStation、LANDISKなどのNASが故障した時のレスキュー、といった対処方法を指します。

ファイルを保存するためのストレージに書き込みしていた拡張子やフォルダーを、誤って消してしまったり、
中身の部品や周辺機器が故障してデバイスドライバから読み込みができず開けない時に、回復用のシステムなどを使って修復を実行、
または専用の機器を分解してから取り出して、移し変えて救出をしてもらうサービスセンターと、そちらでのサルベージの作業にあたります。

ハードディスクドライブなどの部品といった、損壊したボリュームからデータファイルを抽出する際には、
先にコンピューターまたは周辺機器のハードウェアの、初期の検査による機材の状態の分析で見てもらえます。