近年では、インターネットの発達・普及とともに大変数多くの便利なコミュニティサイトや、
ウェブサービスが登場して、ネット市場も個人・企業を問わず非常に多くの来訪者の方々で賑わっています。
一方で、ポータルサービスのアカウント上でログインをして管理しているデータを、
うっかり操作のミスで削除したり、またはアカウントごと消去してしまった時は、
インターネット上で損失をしたデータを復旧することはできる?という疑問について。
目次
ウェブ上のアカウントでデータを失うアクシデントとは?
まず、現在ではウェブサイト上のアカウントで、ユーザー・管理者ともに、
とてつもなく膨大な量のデジタルデータのやり取りが、毎日行われて次々と更新されています。
ユーザー側では基本的に、ブログやSNSのコミュニティ、クラウドストレージをはじめとする、
アカウントを登録して使用するサービスを利用される際に、自宅のパソコン本体ではなく、
レンタルサーバーやアカウントのウェブスペース上に、更新データを保存する形です。
しかし、これらのデータが消えてしまったりなくしてしまうトラブルもまた多くなり、
毎日相当な件数で発生している問題でもあります。
ですが、まだ予備のデータを開いてそちらから読み出したり、
専用の機能をサポートやを使用して、復旧ができる場合もあります。
自宅・自社以外の場所に保管されたデータが損失した場合は?
次に、ネットワーク上でデータを保存したり上書きをしたら、
パソコンのようにフォルダーに直接保存されるわけではなく、主に専用のデータベースに保管されます。
こちらは、例えばコピーペーストやエクスポートによって、バックアップデータを作成して、
メモ帳やエクセルといった文章ファイルとして、パソコン上にも保管できます。
ネットワーク上のデータは 誤った上書き更新や消去、自動削除、アカウントサービスの停止、
また終了・退会といった形で一度失うと、保存先が自宅のパソコンの外部にあるディレクトリなので、
自分で元に戻すことができなくなる場合がありますので、ご注意ください。
ほか、インターネットのブラウザの閲覧履歴のデータは復元できる?という疑問については、こちらのページにて。
基本的には、バックアップやログ、クラウドなどに残っているデータを探す手間が必要です。
インターネット上でデータを失うトラブルの一例
次に、インターネット上に保管していたデータを失うトラブルには、次のような例があります。
・以前にアップロードしたファイルが、同名のファイルで上書きされてしまった。
・電子メールの受信箱や迷惑メール・ごみ箱フォルダーを、うっかり空にしてしまった。
・以前に書き込みしたコミュニティサイトが閉鎖されて、文書のデータが見れなくなった。
・アカウントを間違えて削除したり、何らかの理由で凍結の状態になった。
・コミュニティサイトが長時間見れなくなったり、一部のページが壊れてしまい、
正常にログイン(サインイン)ができなくなった。
こういったネットワーク上でのトラブルはいつ、起こってもおかしくありません。
ほか、ネット上のデータを失うトラブルに備えてバックアップする方法については、こちらのページにて。
一方、自宅や自社運営のサーバ上のデータベースでしたら、もしファイルを間違えて消去した時は、
個人ないし法人で、プロのデータリカバリーサービスに依頼をして、
読み込めなくなった貴重なファイルやフォルダーを取り出ししてもらうことができます。
エクスポートによるバックアップの機能とは?
次に、クラウドストレージのサービスにて保存されているデータは、自宅・自社でも、
外付けハードディスクやRAID、DVD-Rといった場所に、バックアップを取っておかれることを推奨します。
ウェブ上で取り扱う電子メールも同様に、エクスポート(バックアップ9の機能があれば、
そちらから保存してパソコン上に保管して、後で復元できます。
ほか例として、BIGLOBE 様での、データ消失対策 – セキュリティ対策 の解説も参考までに。
ホームページやウェブログ、SNSのサービスでこれまでに保存したデータも、
エクスポート(Export)の機能がありましたら、データのバックアップを一括で保存できます。
後日にインポートの機能からデータを復元するには?
また同様に、アカウントのディレクトリからエクスポートで保存したデータは後日、
インポート(Import)の機能から、一括でアップロードすることもできます。
なので、ネットワーク上のみに保管してある一つ限りの貴重なデータは必ず、
エクスポートやコピー&貼り付けといった方法で、
こまめにバックアップファイルを作成するように心がけることが重要です。
また、個人事業や社内で運営・管理されているインターネットコミュニティの膨大なデータは必ず、
ユーザー様よりお預かりしている責任を担い、バックアップソフトウェア、システム管理会社、
データレスキューセンターといった各種サービスにて、しっかりと何重にも安全に管理を行うことが大切です。