ピクチャやビデオ、ドキュメントにあるデータファイルの復旧

Microsoft Windows(マイクロソフト ウィンドウズ)の
「コンピューター」(以前のOSでは「マイ コンピューター」)に含まれる
それぞれの特殊フォルダ:【ライブラリ】と、その内部にある専用フォルダーの
【ピクチャ・ビデオ・ドキュメント・ミュージック・カメラロール】などの、
内部に保存したファイルをうっかり間違って消去してしまったり破損してしまった際、どうすれば復旧できる?という疑問について。

まず、ドキュメントやピクチャ、ミュージック、ビデオといった特殊フォルダーにあるファイルも、
普通に削除した時はゴミ箱フォルダーに移行されますので、ゴミ箱を開いてから
必要なファイルを選択して「元に戻す」を実行すると、以前にあった位置に復旧できます。

拡張子が破損した、という場合は、「ファイル履歴」やクラウドストレージなどの機能、サービスで
バックアップを取っていましたら、そちらからコピーする形で復旧します。



しかし、特殊フォルダー自体が消えてしまい、ゴミ箱にもなかった場合は、
再セットアップなどの機能でパソコンを以前の状態に戻さなければ元に戻すことは難しいです。

[マイピクチャ」といった同名のフォルダーを作っても、
コンピュータは特殊フォルダーとして認識してはくれませんのでご注意ください。

また、ソースネクストの「救出データ復元」といったデータレスキューソフトを使って復元する方法もあります。

Cドライブからファイルの表示が消えた際にも、まだセクタの領域にはデータが残っていて、
そこから拾い上げる形で復元ができる見込みがあります。

より詳しくは、表示が消えたデータファイルを復活させるソフトウェアについてのページにて。

あるいは、OneDriveといったクラウドを事前に設定していれば、そちらに主要な特殊フォルダーのファイルを、
定期で自動バックアップする形での保存ができていますので、サインインをしてチェックされてみてください。

ほか、Microsoft サポート 様での、Windows バックアップを使用したバックアップと復元 の解説も参考までに。

リカバリーではすべてのデータやシステムが初期化されてしまうのであまりお薦めはできないのですが
マイクロソフト社より配布されている英語版ソフト【Tweak UI】でしたら
特殊フォルダーを復活させることもできます。

消えたファイルがどうしても元に戻せない時は、専門業者のデータ復旧サービスセンターに
注文をして、ウィンドウズのパソコンを見てもらわれることをおすすめします。