デスクトップパソコンやサーバー、RAIDやNASといった電子機器を動かしている最中に、
落雷や台風、洪水などの影響で、突然に停電が起きて電力がストップすると、
コンピューターの作業で作りかけていた、保存をする前のデータが瞬時に消えてしまい、
思わぬ時間と労力の浪費や、データの損失が発生してしまうことがあります。
そんなトラブルを防ぐために、UPS(無停電電源装置)というバッテリーの機器があります。
ですが、もしタイミングの問題などでファイルや下書きの保存をする前に電池が切れてしまい、
データの表示が消えたりして失った時には、後から復旧をする方法はある?という疑問について解説いたします。
無停電電源装置で電池が切れてデータを失うトラブルとは?
まず、無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply)の装置は、数分間ほど電源をもたせるための機能で、
特に複数の機材のコンセントを差し込みしていた場合は、あまり長時間は電気の供給が続きません。
そのため、名前の付けての拡張子の作成や上書き保存、または落ちたブレーカーの立ち上げを、
できるだけ手早く行わなければ、未保存のままコンピューターの電源が止まるトラブルが起こりえます。
またUPSの電池が切れて、電源の停止で急に機械が止まったり、落雷で急激な電圧がかかったりする影響で、
起動に必要なシステムやハードウェアの回路に異常が出て破損したり、
SSDやハードディスクドライブ、またはその内部に記録していたデータが破壊されるおそれもあります。
ですが、まだ適切な対処を行うか専門のサービスで、失ったデータを復旧できる場合もあります。
インターネットで入力した文章などの自動下書き保存の機能とは?
次に、インターネット上の入力フォームなどの画面上で書き込みをしていた文章や作図は、
ウェブサービスに下書きの機能があれば、自動的に書きかけのデータが保管されている可能性があります。
その場合、大抵は一分~数分ごとの自動下書き保存になり、一番最後に記入した方のデータは、
タイミング次第では一部分が消えてしまっている可能性が高いため、編集の見直しをされてみてください。
また例として、ファイルサーバーにあるデータをバックアップして、
後からファイルやフォルダーの復旧をする方法については、こちらの解説ページにて。
また画像ファイルといった素材のデータは、貼り付けに使用する元のデータから、
ウェブページといったワークシート上に貼り直すことで、作成中のコンテンツの復活ができます。
ソフトウェアの自動バックアップの機能から復元するには?
次に、パソコンのメインメモリにある一時データは、多くの場合には、
バッテリーバックアップ(Battery Backup)の電池が切れた影響などで、
ソフトウェアの画面が閉じると、そのまま消えてしまいます。
ですが、ExcelやWord、PowerPointのように、アプリケーションソフトの機能で一定時間ごとに、
その状態のデータを、自動バックアップでファイルに保存するように設定されている場合もあります。
こちらは、パソコンを起動し直してからデスクトップの画面でもう一度、
ユーティリティのウィンドウを開くと、下書き保存されたデータの復元をする選択の表示が出てきます。
そして、そちらを開いてからファイルに保存し直すことで、消えたデータの復旧ができます。
また、たまにWindowsといったパソコン上での一時ファイルに対象のデータが残っていて、
数日~数週間以内であれば、そちらを開いて元に戻せる可能性もあります。
一方で、拡張子自体が破損したり作成中のデータオブジェクトの表示が消えた時には、
専門業者のデジタルデータリカバリー様といった、復旧のサービスセンターの方で、
失ったファイルの復元の作業をしてもらわれることを推奨します。
電気が途絶えて起動が停止するアクシデントを防ぐには?

次に、OMRON(オムロン)やCyberPower(サイバーパワー)、サンワサプライ(SANWA SUPPLY)、
APCといった、各メーカーのUPS(アンインタラプティブル・パワーサプライ)の装置は、
電気が途絶えて停止するアクシデントを防ぐために非常に適しています。
ですが、電源バックアップに差し込みをしているパソコンといった装置の電源コンセントに、
うっかり足を引っ掛けたり間違えてコードを引っ張って、プラグが抜けてしまうと、
電源バックアップ装置からの電気の供給が止まって、マシンの起動がすぐに停止しています。
設置する対象の無停電電源装置の配置と、PC本体や周辺機器の置き場には十分に考慮して、
うっかり足の引っ掛けや機器の移動で、コードが伸びきって抜けてしまわないように、
トラブルを防ぐため各機材の場所での安全対策を心がけられることも大切です。
ほか、停電によりパソコンといった機器の電源が止まる緊急事態を防ぐ方法については、こちらの解説ページにて。
また、電源バックアップをしない方のプラグにコンセントや延長コードを間違えて差し込みすると、
停電などの時にパソコンや外部のストレージがすぐに閉じてしまうため、ご注意ください。
UPSのコンセントが外れたり破損して断線した時は?
次に、UPSの電源コードを間違えて外した時は、バッテリーがなくなるまでに警告音が鳴る仕組みのため、
もしものアクシデントが起きた時には、外れたコンセントをすぐに差し込み直してください。
一方で、もし電源コードが破損して断線してしまうと、充電ができなくなりそのまま電池がなくなっていきます
そのため、すぐにデータを保存してからPC本体や外付けハードディスクケースの電源を切ってください。
また、会社や事務所内での特に重要なコンピューターやストレージには、
例えばユタカ電機製作所 様でのUPS方式の違いを参考に、常時インバータ給電(オンライン)方式といった、
高性能の無停電電源装置を導入すると より安全です。
大規模なシステムでは、もし急に停電が起きても数十分ほど電池をもたせられるように、
対応設備を整えられておくと、ハードウェア的な安全性が大変高まります。
ほかに例として、YAMABISHI 様での、
長時間バックアップ対応無停電電源装置(UPS) YSBシリーズ の解説も参考までに。
また、システム管理のサービスを緊急時に備えて事前にチェックするのもおすすめです。
UPSに故障の不具合が起きて電源が落ちる原因とは?
次に、無停電電源装置に、間違えてドライヤーや電子レンジ、暖房、冷房など、
高熱や冷気を発して、電力を大きく使用する機器を差し込みすると、
UPSの製品の許容量を越えてしまい、それが原因で故障の不具合が起きる危険が高いです。
また海外で変圧器を通さずに、電圧の高い国で電源コードの差し込み口に、
直接コンセントのプラグを差し込みすると、日本製の製品では合わずに、
使用中ないし充電中に、高電圧による異常が出て壊れてしまうおそれがあります。
特にUPSを使用している時に壊れると、パソコンや外付けの補助記憶装置も、
電源が落ちて停止するため、誤った取り扱いをしてしまわれないようにご注意ください。
また買ってからすぐに壊れた時は、初期不良の製品に当たってしまった、
という可能性も0ではなく、この原因や大抵の事例の際にはサポート期間中であれば、
そのまま費用が掛からずに、新品への交換または修理をしてもらえます。
データ復旧サービスセンターで取り出しをしてもらう
また上記のようなトラブルで、パソコンやサーバー、外付けHDDやRAID、NASのケースが故障してしまい、
メーカーの修理サポートに出す前に、先に内部のファイルを回収してもらいたい、という際には、
同じくプロのデータ救出サービスセンターで、取り出しをしてもらうことができます。
また、SSDやハードディスク、USBメモリーやSDカードが破損して開けなくなった時にも、
物理障害に対応されたデータ復旧のサービスで、見てもらわれることをおすすめします。








