パソコンに搭載された、SSDやハードディスク（CドライブやDドライブ）、
またはの中に保存していたファイルの拡張子を誤ってフォルダーから削除してしまったり、
システム上でフォーマットの操作のミスをして、初期化で拡張子の表示が消えた場合には、
消えたデータの復活をしてもらう際にかかる費用は安い？という疑問について。
目次
拡張子の表示が消えて開けなくなる原因とは？
まず、パソコン本体のSSDやハードディスク、USBメモリや、SDカード、外付けHDDやRAIDなど、
コンピューター上でデータ記憶デバイスを使用している際に、ファイルマネージャーやソフトから、
間違えて必要な拡張子を削除すると、フォルダー上からそのファイルの表示が消えてしまいます。
主に、WindowsのエクスプローラーやmacOSのFinderで間違えて違うファイルを削除してゴミ箱を空にしていたり、
アプリケーションソフトのダイアログボックスから誤って拡張子を消去してしまった、
またはストレージを勢いでフォーマットして消えて開けなくなってしまう、といった原因が多いです。
またRAIDアレイを再構築すると、それまでに保存していたデータの表示も消去されます。
ですが、まだ拡張子の痕跡データの方はSSDやHDD、メモリーカードなどに残っていることが多く、
こちらは専門のサービスにて、比較的安めな費用で復活をしてもらえる見込みがあります。
データ復活のサポート業者ごとのプランと料金の違いとは？
次に、間違えてごみ箱やその他のフォルダー（Folder）から削除してしまったファイルの復元は、
「論理障害」という分類の、システム（ソフトウェア）的なトラブルに該当します。
こちらは、間違えてデータを削除した特に直後の段階でしたら、
多くの場合はまだある程度、ストレージに書き込まれていた痕跡の拡張子が残っています。
そして論理障害の場合は、機材の回路が故障する物理障害のアクシデントとの違いとして、
大幅に安い料金でデータ復活の作業をしてもらうことができます。
ほか、HDDを通電しないで故障した時のデータ復旧はできる？といった物理障害での疑問については、こちらのページにて。
また、各サービス業者のプランや時間の指定のコースなどによっても値段は変わってきます。
拡張子を失った場合に復旧してもらう金額は？
次に、誤ったファイルの消去といった論理障害にかかるデータ復活の費用は、
大体の場合でおおよそ数千円～数万円くらいの金額が掛かります。
また、システムが複雑でSSDないしハードディスクを多重化して構築した、
RAIDを導入したストレージの場合は、特別枠での調査費用が掛かる場合があります。
パソコンやメモリーカードのほか、NASやサーバー、レコーダーといった特殊な機材から、
ファイルを失った場合でも、デジタルデータリカバリー様といった専門の業者にて、
消えたファイルの復元をしてもらうこともできます。
データ復旧サービスでの難易度ごとの値段の違いとは？
次に、最近のスマートフォンやタブレット端末といった電子機器は、
データ記憶領域へのプロテクトが強固なシステムで構築されたものが多いです。
難易度が上がった分、データ復旧サービスでの復活の値段も高めになっている場合があります。
また、コンピューターウィルスによる感染やプログラムのエラーでファイルが消えたり、
破損していた場合でも、修復に要する難易度が上がってきます。
ほか、PCウィルスに感染したデータの復元と対策の方法については、こちらのページにて。
また、データを抹消されてから時間がだいぶ経って、新しいファイルを多く上書き保存していた時は、
拡張子の痕跡が消えている可能性も高くなり、読み取れない場合があるのでご注意ください。
容量が大きいハードディスクやメモリーカードは費用が高い？
次に、HDDやメモリーカード、ディスクなどのデータ記憶デバイスは基本的に、
最大容量が大きい媒体であるほど、データ復旧の措置にかかる費用が高くなります。
例えば、各メーカーから販売されています128GB以上のmicroSDメモリーカードやUSBメモリ、
またBD-REや、数TB以上の外付けハードディスクドライブ、またはそれ以上のNASやサーバーは、
料金がある程度は高額になる場合が多いです。
また例として、パソコン修理本舗 様での、格安データ復旧！大切なデータを復旧します！ の解説も参考までに。
逆に、だいぶ前のパソコンに搭載されている容量が低いSSD・HDDや、古いリムーバブルディスク、
以前の外付けのハードディスクなどの機器は、データのリカバリーにかかる値段がある程度安くて済みます。
初期診断で破損の状態を確認してもらえるサポートとは？
ですが、消えたデータを復活できるどうかは、事前の初期診断のサポートにより、
ストレージにある拡張子の破損と復旧が可能かどうかの状態をチェックしてもらうことができます。
各データ復旧サービスの専門業者によっても違うのですが、どの補助記憶装置に、
どのように保存されたデータがどう消えたかによって、コースの値段の程も違ってきます。
ですが、物理障害と比べて論理障害は基本的に、一部の例を除いて装置の分解の必要がなく、
データ復旧サービスセンターでの安い料金のコースで、ファイルを復活してもらうことができます。
